ホーム3Dプリンター用に3Dファイルをつくる方法~苦戦中
我が家にやってきた、未来。ホーム3DプリンターCubeのその後のご報告である。
Cubify Appsという ウェッブサービスで簡単なものをつくったあと、一から自分でつくったものをプリントアウトしようと目論んだ。
3Dのデーターをつくるには、3DCADのソフトがいるのだが、それは、基本的に業務用なので、かなり高い。
いきついたのは、Cubify InventというCubeが49ドルで提供しているソフトだった。
ネットで見る限り評判は良い。
みなさん、低価格なものや無料のソフトをいろいろ試しておられるけど、Cubify Inventが一番良いという。
しかし、すぐにでも、いろんなものが作れるかとおもったら、甘かった。
そもそも、3Dの図を描くということは、論理的な思考力が必要なのであった。
粘土をこねて、思いのままに、のばしたり、へこませたり、つけたしたり、ちぎったり、という訳にはいかないのだ。
立方体や球をつくるのは簡単だけど、たとえば、犬の頭を描こうとすると、多数の面に分解して、面ごとに断面図を書いて、それをつなげる必要がある。
つくりたいものを決めたら、それをどう描くか、部分に分解したり、面を足したり、軸を足して回したりと、いろいろと考えなければならない。
そして、論理的な組み立てをしたのち、それをソフト上で実行しなければならない。
その実行には、直感だけでは全然不足で、ソフトの使い方を学ぶ必要があるのだった。
昨日までに、すでに、合計1日分ぐらい、Cubify Inventを触っただろうか。
XY平面とか、Z軸とかの基本用語も、ヘルプもチュートリアルも全部英語なので、そこでかなりのエネルギーが消費されてしまう。
長大なヘルプも目を通したけど、読んだだけでは、半分ぐらいしか理解できない。
しばらく触ってみて、あとで理解できたりと、いったりきたりである。
しかも、まだバグが多いようで、説明どうりにやっても思ったように動いてくれないことも多発。(でも、ネット上でそんな報告は見られないので、僕の パソコンの問題かもしれない~Mac Book ProをWindows7で使っている)
それでも、なんとか基礎は理解できたと思ったので、今朝、このブログで、犬の首輪にはめる、電話番号入りのクリップのようなものをつくり、その手順を紹介しようとした。
それも、やはり甘かった。
3時間かけても、まだ、電話番号を掘り込むための、本体すらできない。
さすがに、ちょっと、 Cubify Inventへの信頼が揺らいだので、調べてみた。
しかし、こいつ、Cubify Inventというソフトは、有名なCADソフトAlibreとよく似ているようだ。
Alibreには機能を制限した廉価版のホビー向けバージョンがあり、それは199ドルで、Cubify Inventがでるまでは、一番おすすめのソフトだったようだ。
そのページを見ると、たしかにそっくりだ。
ということは、やはり、 Cubify Inventの使い方をマスターすることが、3D設計をするための、最短の道なのに違いない。
何を使おうが、道は遠いのである。
ソフト付随のヘルプとチュートリアルを見ていると、頭が痛くなる。
もう少しチュートリアルのビデオが充実していたら良いと思うけど、わずか数本しかない。
つい泣き言を言いたくなる。
が、しかし、Tom Meeksさんという方の、Youtubeのチュートリアルやブログ記事がわかりやすい、ということを知った。
たしかに、ビデオもたくさんある。
しばらく、このTom Meeksさまに教わってみることにしますか。
僕が一からつくった初作品は、そんなわけで、もうしばらくお待ちください。
*過去記事
(1)乗り遅れるな! ホーム3Dプリンターが生む新たなゴールドラッシュに
(2)未来を買う! Cube 3Dプリンターを注文した!
(3)ホーム3DプリンターCubeで、製造開始!
(4)最大級のワクワク続く! (ホーム3DプリンターCube用のSTLファイルをつくる方法)
(5)エロがネットを、ガキが3Dプリンタを、我らに!
後日談
(6)ブログ更新しました~ネズミの帯留を3Dプリンターでコピーしてみようとしたが・・ (届きそうで届かない3Dプリンターが切り開く未来)