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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

★★★当ブログはじつはリサイクル/アンティーク着物屋のブログです。記事をお楽しみいただけましたら最高。いつか、着物が必要になった時に思い出していただければ、なお喜びます!お店はこちらになります。★★★


エロがネットを、ガキが3Dプリンタを、我らに!



インターネットやパソコンが、これだけ爆発的に普及するのは、エロのせいだ。

20年ぐらい前、ある知人が言ったことが、今も耳に残る。

エロがなけりゃ、ビデオだって、これだけ家庭に普及しなかった。
だって、お前、エロビデオと映画、どっちを見る方が多い?

紳士はそんな質問に答える義務はない。

が、たしかに、その知人のニヤニヤしている顔を見ていると、エロがなけりゃ、ビデオデッキだって、パソコンだって、プロバイダ料金だって、高すぎるぜ、と思っている輩が多いかも、と納得した。

もう一度、断っておくが、自分のことではない。

そういった新技術、新しい製品というものは、当初、かなり高い。
マニアは飛びつくが、一般の人々の腰は重い。
財布から出す金額に比べて、得られるメリットが、もうひとつピント来ない。
しかし、エロがからむと話は別だ。

頻繁に買ってしまうエロ本の合計金額はいくらになるだろうか。
ピンク映画にはいくら使っているだろうか。
そして、そのために、どれだけの恥ずかしさや、手間をかけているだろうか。
冷静にそれらを合計すると、高いと思っていた金額が、案外そうでもない、という結論になる。

というわけで、新しい、文化的で利便性の高い生活をもたらす新商品が、エロという人類最大のエンジンを得て、急速に普及するのである。
で、おおむねの時間、エロビデオを楽しみつつ、 まれに、小津安二郎フェリーニを見て、大いに映画論を吹聴するのである。
たまに、TimeとかBloombergのサイトで海外の金融情報をチラ見して、友人に教えてやったりしつつ、じつは、XVIDEOなどで過ごす時間のほうが、格段に多いのである。

何度も言うが、それは、僕のことではない。
先に言った知人や、いわゆる、一般論というやつである。

さて、なんでこんな話がしたいかというと、すでに何回か書いた、ホーム3DプリンターCubeを使って、いろいろ感じることがあるのだ。

きのうの失敗作についで、もうひとつ作った作品がこれ。
指輪である。
上のデーターをプリントアウトした。
下の土台を取る必要があるが、やはり、細部は厳しい。
犬の形はわかるし、文字も読めないことはないが、かなり荒れた感じである。

 

だから、ダメッてわけじゃ、全然ないのだ。
昨日も書いたように、3Dのデーターをつくり、プリントアウトすることは、めちゃくちゃ楽しい。
結果じゃないのだ。
その過程が凄く楽しいのである。

現状では、このマシンは、10万円する。
実際にこのマシンを触ってみれば、決して高くない値段なのだが、制作物だけを見せられて、10万円と言われれば、それでも欲しいという人は限られるだろう。
こんなものをつくるために、10万円? てなもんだ。

将来的には、当たり前のように、一家に一台という時代が来るのは間違いない。
で、気になるのは、どういう道筋で、それが起きるのか。
何をエンジンに、一般家庭への普及が進むのか、ということだ。


さて、それが、エロであれば、話は簡単である。

もう少し、このマシンの精度が上がれば、エロティックなフィギュアをつくることができるようになる。
エロティックなフィギュアというものを、僕も見たことがある。
研究のため、手にとってひっくり返して、足の間も見てみた。
理屈はよくわかったが、萌えない。
それで、萌えるひとがいることは知っているが、僕のように、萌えないひとのほうが、多数派のような気がする。

やっぱり、エロは、ホーム3Dプリンターの普及に関しては、エンジンにはならない。


では、何かと言えば、「おもちゃ」として、ガキたちの熱狂をエンジンに、家に入っていくのではないか、と思うのである。
Cubeの製造側もそのあたりは強く意識しているのであろう。
ドロイド君のフィギュアとか、ロボットのフィギュアのデーターが配布されていて、Appsでももっとも目立つところで紹介されている。
このBugdroid君が、大人気になるのかどうか、まだ、わからない。

だが、やがて、ポケモンのような、子どもたちが大好きなキャラクターが創造されるであろう。
そのキャラクターは、3Dプリンタで手軽につくれるだけでなく、自分の好きなように形を変えることもできる。
ひょっとしたら、3Dデーターだけを持ち寄って、ネット上で遊ぶような、まったく新しい遊び方も生まれるかもしれない。 
50を過ぎたオヤジの僕が夢中になっているのだ。
子どもたちが夢中にならないわけがない。

そして、その利便性が、まだまだ価格に見合わない時点でも、子どもたちにせがまれて、親はそれを買い与えるようになる。
そうしてたくさんの3Dプリンタがおもちゃとして、家庭に入っていたあとに、価格も下がり、性能もさらにアップして、ふつうのオトナが、便利に使える家電となっていくだろう。

 

で、結局、何が言いたいかというと、このCubeというマシン、アップルと同様、また、アメリカから来たのである。

今度こそ、日本のメーカーがんばってくれ!
第二の任天堂よ、日本から現れよ!
日本には、それを作り出す、ソフトも技術もあるじゃないか!
 




*Cubeに関する過去記事


(1)乗り遅れるな! ホーム3Dプリンターが生む新たなゴールドラッシュに
(2)未来を買う! Cube 3Dプリンターを注文した!
(3)ホーム3DプリンターCubeで、製造開始!
(4)最大級のワクワク続く! (ホーム3DプリンターCube用のSTLファイルをつくる方法)

 

*その後の記事

(5)ホーム3Dプリンター用に3Dファイルをつくる方法~苦戦中