2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧
あなたは何かをコレクションしているだろうか? 職業柄、何かを収集している人にたくさん出会う。 その対象はたとえば、大正浪漫の着物だったり、袱紗だったり、戦争柄の着物だったり、襤褸(ボロ布)だったりする。 様々な人がいるが、気合の入ったコレクタ…
人はいつも誰かを裁きながら生きている。 僕らが誰かを裁いているから、僕らが誰かに裁かれることは避けられない。 ネットがなかった時代。 著名人でない僕らは、僕らの知らないところで裁かれていた。 飲み会の席で裁かれ、人事部に裁かれ、親に裁かれ、友…
Hello from Ichiroya. ***Here is a questionarie about Japanese Ryokan. The students from Kansai Universitiy(Osaka) would like this survey and we are wondering if you have a minute to answer about Japanese Ryokan, it will be very helpful for…
アラブの富豪の息子を友達にもつ人から聞いたことがある。 この世で考えうる楽しそうなことをすべてやってしまったので、もう何もときめかない、と彼は言ったそうだ。 「この世で考えうるすべての楽しそうなこと」について、妄想が膨らんでしまうが、それは…
『直感』って大事だと思う。 僕はあまりオカルトやスピリチュアルな話は信じないほうだが、やはり直感ってあるのだと思う。 理由は説明できないけど、それが正しいと思うとき。 たぶん、脳は自分が意識していない情報をもインプットして、そこから経験的に正…
業界にYさんというひとがいる。 Yさんは少しふくよかな体型の坊主アタマのそろそろ中年の男性である。 Yさんは、アンティーク着物の店舗をもっていて雑誌に紹介されたり、リサイクル着物のネット販売をしているわけでもなく、着物の卸販売をしているわけでも…
ここぞという時には、心をこめて手書きの手紙を書く。 手書きには心がこもるもの、そういう風に思っている。 だから、たとえば、手書きの住所の書かれた封筒が送られてきたら、それをソクごみ箱へということはない。なんだろうと思って、封を開けるはずだ。 …
この女性を覚えているだろうか。 スタートレックの「ウラ」(原作「ウフーラ」)である。 僕は子供のころに吹き替え版を見たはずだが、彼女のことははっきりとは覚えていない。 だが、ニシェル・ニコルズが演じるウラを見て、その後の人生を変えた人が多く存…
みんなが「自分とお話しする料金」はいくらか、どこかに宣言できたらいいなと思う。 たとえば、僕と「いっしょにランチをしてお話する料金」は時間1万円なので、僕に「欧米向けのネット販売のノウハウについて」のお話を聞きたければ、「1万円」かかるんだな…
今の若い人は、スピッツという犬を知らないのではないだろうか。 昭和20年代から30年代に大流行した犬で、僕の近所でもよく飼われていた。 なぜスピッツに人気が集まったのか知らない。よく吠える犬ではあったことを覚えている。 この帯はそんな時代、皆がス…
"" Iro- Colors are full of wonder. There are so much to talk about colors. As a kimono seller we found some tendency about colors. Pink is the color most used for kimono. For obi, red seems to be used most. For haori, warm colors as orange…
好きなブログをひとつあげるというのは、かなり難しい。 でも、ここ2,3年のあいだに読んだ記事のなかで一番印象に残っている記事はなにというなら、マーヒーさんのこの記事を真っ先に思い出す。 それは、マーヒーさんが好きになった先生の話であり、この…
誰がどう見ても、おっさんと言われる歳になった。 10代や20代のころ、まさか自分がおっさんになるとは思いもしなかった。 テレビに出てくるどこかの会社の偉いさんたち。 出世する連中のどこが偉いのかまったくわからなかった。 もっと、すごいこと、もっと…
「色」は不思議だ。「色」についての話題はつきない。 古着屋をやってみて気づいたことがいくつかある。 *ピンクの着物が圧倒的に多い*帯は赤が多い*羽織はオレンジ系、赤系などの暖色が圧倒的に多い*夏物は青系が圧倒的に多い 古着屋が「多い」というの…
大阪のオフ会の言い出しっぺ4人の記事がアップされました! 11月2日(日) 13時頃から 場所はロッジ舞洲 っていうことしか決まってません! あ、ひとつだけ決まってます。 舞洲は都会にある不思議な緑の空間で、キャンプやパラグライダーの練習もでき…
何度か書いてきた『Kimono Archive(バーチャル着物ミュージアム)』だが、システムの構築に手間取っている。いまできている部分のうち、デザイン的な処理を施す前の一覧画面はこんな感じだ。 そもそもKimono Archiveの目的は、1.毀損していく着物をせめて…
昨夜、仲間と打ち合わせをしたあと、湾岸線を走って帰ってきた。 屋根をおろしてオープンにし、永ちゃんを大音量で鳴らし、大きく明かりを放つ半月を追いかけて走った。 幌をおろして走っているとき、なんだか違和感がとれず、長時間そのまま走っていると疲…
志村けん バカ殿 【優香姫】そうめん みかん たいやき~ 二人羽織 - YouTube きのうはおそらく、日本各地で『二人羽織』がもっとも多くの人を沸かせた日だったのではないだろうか。 嫁のお父さんの介護施設で敬老の日のイベントがあり、フラダンスやスタッフ…
(Photo from ramen Kamukura http://www.kamukura.co.jp/) During the hot summer, we often had cold noodles, somen, soba or udon. However, when it becomes cooler, it is time for `ramen'. Sushi, tempura and sukiyaki are thought to be typical Ja…
昨日、仲間と行った釣りだが、残念な結果になってしまった。 長い話を超短くすると、明石沖で、スクリューに何かを絡めてしまったらしく、冷却水がだだもれの状態になってしまった。 船に積んであったペットボトルの水を入れると少しだけ走れるのだが、すぐ…
実は明日は早朝から、仲間と釣り大会である。 8人で船を借り切って大阪の北港から出航して、和歌山沖などでジギングをする予定になっている。 ただし、明日は修羅場になる予定だ。 なぜなら8人のうち、ある程度釣りをする人間は、言い出しっぺの僕ともうひと…
子供のころ、家には卓球台があった。 最高に「難易度の高い」卓球台が。 そして、その卓球台は、小さな家のくせに一室を完全に占領していた。 その事情をわかっていただくためには、短くはない説明が必要だ。 子供のころの僕の家は、まさに「うなぎの寝床」…
ギネスブックには、人間のなしえたありとあらゆる偉業が書き込まれている。 僕はとつぜん、日記の継続日数の世界記録というものがあるのか、ということが気になって調べたみた。 ギネスのページで検索してみたが、ない。 誰もが、日記をつける利点はわかって…
この素晴らしい絵を、僕ははじめて見た。 2本の杖をついて歩く老人。 そして、右上に書かれた文字は『Aun aprendo』。 その意味は、『おれはまだ学ぶぞ!』(still learning)。 この絵は、スペインの画家、ゴヤが、80才の時に書いた自画像だそうだ。 この絵…
薬を飲めば症状の悪化は防げるから、医者に連れて行けと人は言う。嫁が何軒もの病院に連れて行った。いろんな薬をもらった。薬を変えるたびに体調も症状も悪くなり、家の中で同じ行動を繰り返したり、廊下でひっくり返って頭を打ったり、いっときも目を離せ…
Marin Medakさんという起業家の方の物語が、とてもおもしろいので紹介しよう。 彼はMediumに 「How I funded my dreams — Ocean Rowing and Hardware Startup(いかにして夢の資金を得たかーシーカヤックとハードウェアスタートアップ)」という記事を書いて…
会社員のころ、部長のミーティングにマネージャーが集められると、様々な書類が配られる。 管理や人事、販促などから、それぞれ勝手気ままにたくさんの指示が飛んでくる。 大きな組織だからそれも仕方あるまいとため息をつきながら、それを受け取り、部長の…
This summer, we had so many rainy days. As you already know, our summer is hot and humid, so we are so relieved to feel autumn air. Today, it was a sunny day. Weather forecasters here often say, `Kyowa sentaku biyori'(Today is a good day t…
おふくろは完全に壊れてしまった。 記憶の中に生きていて、僕らが何かを尋ねたときだけ、現実の窓がかすかに開く。 おふくろの中ではそのふたつの世界はつながっていて、現実と空想の境がない。 いろんな心配ごとを思い出すらしく、「ほら、誰かが私らのこと…
車の運転をはじめて30年以上経つ。 ここ最近になってサーキットで走ったりするようになるまで、運転が下手なのが自慢だったぐらいで、腕に自信はない。 ただ、安全運転については、やや自信があり、けっこう長い間ゴールド免許だったし。 安全に運転すること…