「ずる休みWars」を勝ち抜くための、秀逸な言い訳３４選

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世の中には、ハッカーがいるから、セキュリティの技術も進歩していく。
ずる休みをするスタッフ・部下がいるから、目端のきくマネージャー・社長が育つ。
生涯の半分をスタッフとして過ごし、半分をマネージャー側で過ごした僕は、その両者の対決について、並々ならぬ研究心をもっている。
いかにして、何の疑いも抱かれずに、月に何回も、病気になったり、様々な事情で仕事に来れなくなる言い訳をつくるか。
休む側は、ディテールは細心、状況は合理的納得性があり、かつ、大胆で意表をつくストーリーが必要となる。
そして、マネージャー側は、どんな言い訳であれ、その真実を見抜く目を養う必要がある。
たとえ、その言い訳が、あまりにも秀逸だったとしても、けっして、手を叩いて喜んではいけない。
そこでグッと堪えてこそ、収益が確保でき、ひいては、全体の利益になり、ボーナスだってはずむことができるというものだ。

そんなわけで、僕は、相変わらず、ずる休みの方法について、いろんな角度から研究を重ねている。
たまたま、欧米のサイトを見ていたら、労使のこの「ずる休みWars」に関して、面白いサイトをいくつかみつけた。
そこから、日本でも参考になりそうな、「ずる休み」の言い訳をピックアップしてみた。

なお、存分に笑っていただくため、下記のサイトでみつけたいくつかの数字を、先に紹介する。
それを認識いただいてから、以下の言い訳集を読むと、いかに苛烈な「ずる休みWars」のもと、止むに止まれぬその言い訳が発せられたのかがわかり、その味わいがさらに深くなる。

＊ボスの６割は、従業員の突発の休みの理由を信じていない
＊15％の雇用主は、正当な理由なしに突発の休みをとる従業員を解雇している
＊28％の雇用主は、突発の休みの理由が本当かどうか、その従業員の家に行くなどして、調べている

■ひねりを加えたら使えそうなずる休みの言い訳

＊保育園が火事になったので
＊ベビーシッターが、ずる休みしたので
＊セアカゴケグモに噛まれてしまったので
＊うちの熱帯魚の様子がおかしいので
＊昨日飲みすぎちまって、今目が覚めたんですけど、ここがどこだか、まったくわからないので
＊水漏れで、家がびしょびしょになってる！いまも、水が吹き出ているので
＊犬が、目覚まし時計のボタンを押してしまったので
＊頭が痛いと思ったんですけど、出勤途中に気絶してしまって。気づいたら、いま、家なんで
＊子供がクラブの練習中に捻挫したので
＊田舎からおばあちゃんが突然出てきて、空港から迎えに来てくれって、電話があったので
＊住んでいるマンションで事件があって、警察が調書をつくるのに協力するようにと言うので
＊コンタクトレンズを落とした！　メガネも1週間前に踏んづけてしまって、何も見えないので
＊昨夜のレストランの食事のせいで、食中毒になっちまったようなので
＊入れ歯がみあたらないので
＊家の鍵を失くしちゃって、家から出れないので
＊朝起きたら突然花粉症になっちまったようで、毎時１リットルの鼻水が流れ続けているので
＊豆の缶詰を足の親指の上に落っことしちゃったので
＊家族の一員だったハムスターが亡くなっちゃって、悲しすぎるので
＊ジムのプールでいい気になって泳ぎすぎて、壁に頭をぶつけちまったので
＊家に蛇がいるので

■さすがの欧米でも推奨されないずる休みの言い訳

＊家族・親類が死んだので（ここ6ヶ月で、7回目なら）
＊逮捕されたので
＊洗濯をする暇がなくて、洗ってあるパンツがなくなってしまったので
＊ガールフレンドが妊娠してしまったようなので
＊宝くじに当って、娘のために馬を買いに行かなくちゃならないので
＊爆発事件の破片が飛んできて当たってしまったので（とくに、隣の州の爆発事件なら）
＊撃たれたので（おもちゃの銃の玉が目に当たった状況下で）
＊週末の48時間を瞑想して、ついに、真理に到達したので
＊足がつっているので
＊暑すぎるので
＊なんだか、幻覚が見えるような気がするので
＊家のドアがぶっ壊れちまって、開かないので
＊ガールフレンドに、微妙なところ、噛まれちまったので
＊うちの犬が、靴を食べちまったので