たまには親ばかの着物記事でも・・・
着物屋の端くれなので、たまには着物の紹介も。
相当、親ばかが入っているのはわかっているが、一緒に仕事をしている次女の麦はセンスがあると思う。
毎日のように僕が自分が仕入れてきたものを選んでコーディネート提案をしているのだが、なるほど、そういう合わせ方があるのか!というような驚きのあるコーディネートが多い(←親ばか)。
着物に興味のないかたも、着物をカジュアルに(あくまでカジュアル)に楽しむとはどういうことか、アンティークやリサイクル、あるいは、アンティークを復刻したポリエステルの帯などで、どんな楽しい合わせ方ができるか、ちょっと楽しんでいって欲しい。
ここに紹介しているのは、総額何十万円というような合わせ方ではなく、せいぜい数万円程度~10万円程度のものである。
ちょっと頑張って着飾ってパーティーに行ってみようかというような時なら、普通にありそうな金額でのコーディネートである。
なお、彼女のコーディネートは、こちらに毎日アップしている。
(上)ちょっと変わった柄の昭和後期~平成の訪問着にアンティークの刺繍の帯。
銘仙に、かわいい猫の帯。猫の帯は古い襦袢の柄からとった復刻品。
着物は銘仙という織の着物。蝶の絞りの帯も、すっきりした柄。
すっきりしたものをこうやって合わせてもかわいい!
銘仙には様々な大胆な柄があって、楽しめる。川沿いに咲いているのは桜かな?
そろそろ着たいコーディネート。
ちょっと見にくいけれど、帯に描かれているのは雀たち。
訪問着の唐花の配置とあいまって、粋。
これも銘仙。なんだか宇宙的なデザインで、合わせた帯には鹿がいて、ポイントになってる。
これは正統派かな。
カラフルな小紋に合わせてあるのは、アンティークの銘仙の柄を復刻して帯にしたもの。
現代の訪問着はキラキラ光る海の波のような柄。アンティークの帆船の刺繍の帯をあわせて。
真っ向勝負で、なにげにかわいいコーディネート。
ちなみに、いくつか紹介した復刻ものだが、別サイトとして立ち上げる予定。
まだ、当分かかりそうですが。
ときどき、彼女のページ覗いてやってくれると、とても喜びます!