ICHIROYAのブログ

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3D化した未来のパソコンはこうなる!(あるモノを3D画像化、プリントアウトしようとしたが・・)



その昔、印刷も、テレビも、パソコンも白黒であった。
もちろん、いまは、カラーが基本である。
そして、ご存知のとおり、急速に、立体化3D化が進んでいる。
それは、白黒がカラーになったように、「基本的に立体化する」というほどの変化になるのだろうか。
なかなか想像力が追いつかないが、なるのであろう。

上の動画は、パソコンのディスプレイが立体化したときの仮想動画であるが、たしかに、こうなれば、使いやすそうである。
ちょうど、現実の机が3Dであるように、パソコンの画面の向こうが3Dであれば、使いにくいはずがない。

しかも、この技術は、SF的なものではなく、今でもお金と時間をかければ実現しそうである。
未来は、たしかに、すぐそばに来ている。


・・・
たしかに、そこに見えている。
が、あいかわらず、個人的には、頑固な硬い壁があるのだ!(一昨日に続き!
じつは、おととい3Dプリンターで苦戦していると書いたら、Autodesk123Dというソフトが便利で、3Dプリンターに使えませんか、というアドバイスをいただいた。


僕もちょうど、簡単にSTLファイル(3DプリンターCUBEで使えるファイル)をつくる方法を探していて、そのサイトに辿り着いてはいたのだが、まだ、きちんと試していなかった。
この会社からは、写真からキャプチャーするソフト、3Dのデーターをゼロからつくるソフト、顔や動物の原型から引っ張ったり凹めたりして3Dデーターをつくるソフトなどが提供されている。


しかも、ipadiPhone用の無料のAppも提供されているではないか!





さっそく、123DCatch という写真からキャプチャーして、3D画像をつくるというソフトを、パソコン、iPhoneipadに落として試してみた。

すると、それは、教えていただいたとおり、めちゃくちゃ、使いやすいのだ。
おおっ!これで、今度こそ、壁を突破だ!と勇んだ。


でも、一昨日、「帯留」をつくって、大儲けしようとして、挫折している。
きっと、「大儲け」という下心がまずかったのだ。
やはり、自分よりも、人を喜ばせたい、と思って、こういうことには取り組むべきなのだ。
そもそも、そこが一番、間違っていた。


そんなことを考えながら、ラブの散歩をしていた。
で、立派なウンチをしたので、それを拾おうとした時に、ふと、素敵なアイディアが浮かんだ。
このウンチを3Dファイルにして、3DCubeでプリントアウトする。
黒のカートリッジを買ってあるので、そいつでプリントアウトすれば、ほんの少し、色をつけたら、そっくりになろう。
で、それを、リビングの床に、こっそり置いておくのだ。


嫁や娘たちが、大声を上げて喜ぶ姿が目に浮かんだ。
さっそく、iPhoneを取り出し、123DCatchを起動。
ウン良くアスファルトの上に出されたそれは、被写体としては手頃な大きさで撮影しやすい。
早朝なので、周囲にひとはいない。
左手でラブのリードを持ち、右手でiPhoneを構え、跪き、画面いっぱいに、パチリ。
ちょっと、右にずれて、またパチリ。
また、パチリ、パチリと、被写体の周りを360度、跪いたまま回って写真を撮る。
誰も来ませんように!
こら、ラブ!引っ張るんじゃない!
パチリ!
誰か、近所の人が来て、こんな写真を熱心に撮っているところを見られたら、絶対に、ヘンタイ扱いだ。
いや、ひょっとしたら、すでに、誰かがどこかの窓のカーテンから、僕の姿を見ているかも知れぬ。
冷や汗タラリ。でも、パチリ!


やっとの思いで撮影を終え、被写体をビニール袋に処分して、足早にその場を離れる。
で、数十枚撮った写真で、キャプチャーのボタンをオーン!
そして、待つこと、数分。


できた!
あまりに、リアルな3D映像である!
ぐりぐり回して見る!
感動である!まさに、それが、iPhoneの中にあるように見える!
しようと思えば、それを、動画として、Youtubeでじっくり見ていただくこともできるのだが、リアル過ぎる。
せめて、写真で紹介しようと思い、いったん画像を貼り付けてみたものの、やっぱり、リアル過ぎて削除した。
あれを貼りつけたら、間違いなく、変な趣味があると思われる。


ともかく、そこまでは、上手く行ったのである。
で、その3Dファイルを、僕の持っている3DプリンターCubeでプリントアウトしようとして、また、壁に突き当たってしまった。


123DCatchでつくれてエクスポートできる画像の種類は、3dp. dwg. fbx. rzi, obi. las. ipm. で、Cubeで使える、stlファイルはないのだった。
誰かが、わざとstlファイルに辿り着けないようにしているかの如くである。


しかし、調べてみたら、この会社の提供している3D作成ソフト123D Designというものは、stl形式での書き出しが可能、と書いてあるではないか。 
なんだ、こいつを入れて、123DCatchでつくったファイルを読み込んで、stl形式で書き出したら良いだけじゃん!

やった!
ついに、プリントアウトできるぞ!
と思いきや・・・
123D Designというソフトは、123DCatchで書きだし可能などの形式のデーターも読み込むことができないのであった。


やっぱり、ほんの、あと一歩というところに、見えない硬い壁があるのである。


*追記1 iPhoneipad用の123DCatchは本当に面白いです。孫の顔なんかも、やってみたのですが、じっと寝ているときなどを狙えば、かなりの精度で立体化できます。あと、とくに、大きなもの、たとえば、車とか、大きな銅像とか、人体そのものなんかも3D画像にして、ぐりぐりできるので、とっても楽しいです。

*追記2 今後の方向としては、123DCatchでつくったファイルを、stlに変換できるソフトを探して試してみる、123DDesignはAPPしか試していないのでPC版を試してみる、などを考えています。

*追記(重要)
FBで123D ChatchからSTLファイルのダウンロードができることを教えてもらいました!



*追記2 重要!
 ついに、「123D Catch」でキャプチャーしたものを、STLファイルで出力出来ました!


*過去記事

 

(1)乗り遅れるな! ホーム3Dプリンターが生む新たなゴールドラッシュに
(2)未来を買う! Cube 3Dプリンターを注文した!
(3)ホーム3DプリンターCubeで、製造開始!
(4)最大級のワクワク続く! (ホーム3DプリンターCube用のSTLファイルをつくる方法)
(5)エロがネットを、ガキが3Dプリンタを、我らに!
(6)ホーム3Dプリンター用に3Dファイルをつくる方法~苦戦中

(7)ネズミの帯留を3Dプリンターでコピーしてみようとしたが・・ (届きそうで届かない3Dプリンターが切り開く未来)

(8)ついに未来は開かれた! (3DプリンタCubeとiPhoneで簡単にキャプチャー、プリントアウトする方法)