『真実はとても美しい』~僕が大好きなブログ記事
好きなブログをひとつあげるというのは、かなり難しい。
でも、ここ2,3年のあいだに読んだ記事のなかで一番印象に残っている記事はなにというなら、マーヒーさんのこの記事を真っ先に思い出す。
それは、マーヒーさんが好きになった先生の話であり、この世の美しいものの話であり、真実の話である。
いくつかの真実の瞬間、この世界がふとその真実の美しさを垣間見させた瞬間を、文章の中に織り込み、短い文章のなかで「真実が美しい」ことを語り、語り口はあくまで軽妙である。
マーヒーさんのこの記事を久しぶりに読んだら、あまりの素晴らしさに、今朝は自分の文章を書く意欲を完全に打ち砕かれてしまった。
その話はこんな風に始まる。
高校生の頃、美術の時間だけは好きだった。
高校3年生になってもいわゆる自分の進路(受験)とは
まったく関係がないのに美術の授業を選択し、
Gジャンのデニムの大地に咲くタンポポの油絵をひたすら描いていたのは
高校2年生の時に出会った美術のE先生のことが大好きだったからだ。
(ああ、何人かの同級生も読んでいるブログなのに書いちゃったなぁ)
まずは一目惚れである。
今から考えたって年齢も7〜8歳しか離れていない。
出会ってしまったその日から
容姿がお美しいことはもちろんのこと、
その新緑の季節の森を照らす天真爛漫な太陽のようなご気質。
「お、お前の存在そのものが美術だろうが!」
と大声で叫びたい気持ちの高ぶりを幾度
はいどうどうどうとなだめたことだろう。
続きは、マーヒーさんのブログでどうぞ。
『真実はとても美しい』
あなたの記憶にいつまでも残っているブログ記事はどんな記事ですか?
photo by Aurimas