3年で訪れる、習慣を変えるべき時!
いつも読ませていただき、何度も紹介したJames Clearさんが、最新のブログ記事で、3年続けていた月曜日と火曜日の週2回のブログの更新をやめて、これからは週に1回にするという。
ちょうど僕も3年強、毎日、ブログの更新を続けて、最近、不定期に変えることにしたので、偶然とはいえ、ひとつの習慣を3年続けると、多くの人は壁が見えてくるものなのかなと思い、感慨深かった。
Jamesさんは1年間で500万人に読まれるほどの人気ブログなので、僕ごときが親近感を覚えるのは失礼なのだけど、それでも彼がその習慣をやめる決心をした理由は、とても腑に落ちた。
彼がブログを書いてきたミッションは、「どうすれば、自分を含めたみんなが、より良く生きることができるのか」を考えて伝えることにあるという。
僕も、彼のブログから、何かを習慣化することの大切さ、それこそが何かを創りだす、ということを学ばせていただいた。だからこそ、僕も、3年間、毎日ブログを書いてきたのだ。
Jamesさんが週2回を週1回に減らす理由は、自分のライティングをさらに上のレベルにあげるためということである。
よりインプットの時間を増やしたり、推敲に時間をかけたり、伝えるための別の方法を模索したりということを考えておられるのだと思う。
ひとつのことを習慣にして、それに何が何でも食らいついていくこと。
Jamesさんからそれを教わったが、今度は、その習慣で得られるもの、成長がとまったように感じれば、その習慣を変えることの大切さを教えられている。
僕の場合、次のステージへ行くために、毎日のブログの更新はやめたが、まだ、はっきりと次の習慣をつくれてはいない。
習慣が固まっていないということは、ちょっとした気分の持ちようや、身の回りの繁閑や、怠け心で、ついついサボったり、先延ばししたりしてしまうということだ。
早く、次の習慣を固めてしまいたい。
最後に、彼がそのブログ記事のなかで紹介している言葉が印象的だったので、僕の覚えのためにもここに書いておこう。
その言葉は、ジャック・ウェルチなどをコーチングしたことで知られるエグゼクティブ・コーチングの第一人者、マーシャル・ゴールドスミス氏のものである。
”What got you here won’t get you there.”
意味:あなたをここへ連れてきたものは、あなたをあそこへ連れて行きはしないのだ
photo by Mike Lewinski