アップルウォッチはやっぱり最高に良い~「流星号、応答せよ」
アップルウォッチが僕の腕にやってきて3日経った。
当初、慣れないせいで、また、若干否定的なレビューをいくつか読んだために、使いにくいイメージを持ったのだが、ここにきてとても気に入ってきた。
レビューするにはちょっと早いかもしれないが、当初の不安をはっきりと覚えている今書いておくのも役に立つかもしれないと思い、書いておくことにした。
1.毎日充電しないといけない腕時計も悪くない
普通の使い方をしていれば、充分一日持つ。夜、家で外すときに充電器をつけておけば良いので、「毎日充電しないといけない腕時計なんて!」という当初持った思いも、今では気にならなくなった。
2.表示のために一瞬待つ時間がストレス、でもない
アップルウォッチは普段は時間も表示されておらず、表示させるためには「腕の時計を見る」ような動作が必要となり、しかも、それで「起動」させるために、表示までにワンテンポある。つけはじめた時は、それがとてもストレスで、腕をなんども振ったりしていた。また、じっくりと時計を見ていると、表示が消えてしまうので、また起動させなければならない。このことが相当面倒だなと思っていたのだが、今ではそれも慣れてしまった。僕の中では、以下に書くほかのメリットが、その不便さを上回って気にならなくなってきたのである。
3.電話の取り逃しがなくなった
僕はアイフォンをジーンズの前ポケットい入れている。着信音は消しているので、電話を頂いた時、よく取り逃がしていた。アップルウォッチは振動で着信を教えてくれるので、取り逃がしがなくなった。
ただし、ついアップルウォッチで電話に出てしまい、話が長くなった時少し困る。例の腕時計に話しかける姿勢では腕がだるくなってしまい、それでも腕は下ろせないので、右手で支えるとか肩に手を置いて話すとかする。今のところ長時間通話をするための手の位置については試行錯誤の最中である。
4.メール・ライン・メッセージなどの着信を確認できるのは便利
メール・メッセージ・ラインなどのメッセージがアイフォンを取り出さずにチェックできるのは、やはり便利だった。
ほかにも、たとえば、アイチューンの操作ができるのも便利。犬の散歩中などアイフォンで音楽を聴きながら歩いているのだが、ポケットからアイフォンを取り出さなくても曲をスキップしたり音量を変えたりできるのは、案外便利だった。
5.次の予定が表示されるのが良い
時計の画面に次の予定を表示させることができるのだが、それが便利だ。予定表に入れていても何かに夢中になると忘れてしまうことのある僕には、とっても重宝する機能である。
6.アクティビティというアプリで運動量の確認ができるのが良い
アクティビティというアプリで一日の運動量などをチェックできる。また、1時間以上座っていると、立ち上がって軽く運動しましょうと促してくれる。
僕は高脂血症で運動が必要なのだが、このアプリは楽しみながら運動量を確認できるので、ついついしぼんでしまうモチベーションを支えてもらえてありがたい。
7.Siriが便利
アイフォンではSiriを使うことはほとんどなかった。でも、アップルウォッチでは画面が小さくてアプリの起動などが面倒なので、Siriを使うことが多くなった。
使い出してみると、簡単なアクションには、たしかにSiriは便利だ。ちょっとした用事で妻や会社に電話する時などSiriに話しかけたほうが早い。
まだ充分使っていないが、たとえばアイフォンカメラのリモートになる機能も、予想外の視点からの写真が撮れたりして楽しそうだし、歩いてはじめての目的地点に向かっているときなどは地図も重宝しそうである。
ともかく、やや期待薄だったアップルウォッチだけど、3日にして僕の腕に馴染み、つい「流星号、応答せよ」と言ってみたくなるようなワクワク感がとまらないのである。
なお、ひょっとしてと思い、Siriに「流星号、応答せよ」と言ってみた。
Siriは賢かった。
帰ってきた答えはこうだった。
Siri:「一郎さん、室内にいる時は呼ばないほうがいいと思いますよ!」
おお、そうだな。
いや、ドアをぶち壊してでも来て欲しいんだ。もう一度言ってみた。
一郎:「流星号、応答せよ」
Siri: 「反重力ベルトなら私も持っています!」
いや、反重力ベルトじゃなくて、流星号を呼んでいるんだ。もう一度。
一郎:「流星号、応答せよ」
Siri:「一郎さんを置いて先に30世紀に帰っちゃったみたいですよ」
そうか、なら仕方があるまい。
ありがとう、Siri, ありがとう、アップルウォッチ!
*Siriの「流星号、応答せよ」に対する返答は、10回程度やってみた結果なので、ほかにもイカス回答が用意されているのかもしれません。