ライター志望でなくても、定期的にブログを書くべき7つの理由
photo by Ichiro(iphone6)
実は、いま、外に飛び出して踊り狂いたいぐらいだ。
やっと、自分にとって、自分の人生にとって、小売業というのはどうあるべきかという答えをみつけたような気がするのだ。
「Aha!そうだったのか!」という体験はたまに訪れる。でも、少し頭を冷やしてみると、案外たいしたことでもなかったという場合もある。
そこで、今朝の「Aha!」は、嫁と娘に聞いてもらった。そして、どうやら、「なるほど、それは良いかも」と思えてもらえたような反応である。
そのことをここに書こうと思ったけど、やっぱりやめることにした。
あまりにも自社の戦略がみえみえになってしまう。それを始めたときに、徐々にいま考えていることを、実物でごらんにいれたいと思う。
そのせいで、今朝、記事にしようとしていた内容がボツになってしまった。
そこで、「今更ながら」感満載なのだけど、ライター志望でなくても定期的にブログを書くべき理由を書いてみることにする。それは、やっと巡り会えた「Aha!」体験はブログを2年半続けたおかげであることが間違いのないことであるからだし、また、大阪ブロガー万博で知り合ったコーシーさんのような最高の才能をもちながらブログをさぼっている(煽ってます!)ひとたちへぜひ伝えたいという思いがあるからだ。
そんな理由で、今更だけど、ライターを目指していない人も、ビジネスマンも、起業家も、定期的にブログを更新すべき理由を、僕なりにまとめてみた。
この記事が誰かの役に立ちますように。
では、どうぞ。
1.情報収集の範囲が広がる
僕の場合、自分がそのときもっていることで、ベストなものを読者に提供したいと思っている。その多くは、僕が経験してはっとしたことや、人の話や本から学んだこと、あるいは、ネットで調べたことなどだ。
そういうことを続けていると自然と、情報収集の範囲が広がっていく。たとえば、僕はブログを定期的に更新するまでは、Mediumのような英語記事を積極的に読むことはなかった。だが、ネタに困って辿り着き、いまでは毎日、Mediumで役に立つ記事を探すようになった。
そして、たしかに、情報収集の範囲を広げると、「なるほどな!」「そんなやりかたがあったか!」「それは便利かもしれないな!」というようなことにでくわすことがふえる。
僕はMediumの人気記事を読むことで、多くのことを学んだ。そして、それは、ブログを定期的に更新するという目的がなければ得ることができなかった学びだったと思う。
2.それを誰かに伝えようとするのでよく咀嚼できる
自分が学んだことを誰かに伝えようとする。それをブログでしようとすると、わかりやすい文章にしなければならない。
その、文章にする過程で、「自分が学んだと思えること」が、明確になり、自分の胸にも刻まれるのである。文章とか本とか誰かに聞いた話は、その時はよくわかったような気になるのだが、案外、通りすぎてしまいがちだ。
ブログの文章にして残すと、それが血になり肉になる気がする。
3.自分の考えや信念が書くことによって明らかになっていく
たとえば、僕は商売人だ。
お客様の満足を最大にしたいと思う。
そういうことを何度も文章に書いていると、自分がほんとうにしたいことが見えてくる。そんなことを何度も書いていて、ひとりひとりのお客様の満足よりも、売上規模を優先した経営施策などはとれない。
自分の考えを何度も書いてオープンにすることで、自分のほんとうにやりたいこと、自分の信念やスタイルが固まっていく。
4.やると表明することによって自分を縛ることができる
たとえば、上に書いたような信念で経営しているのに、目が眩んで、それを外れてしまいそうな時もある。そんな時、ブログは自分の本来のあり方にタガをはめる役目もしてくれるのだ。
また、何かをやると表明すれば、よほどの理由がない限り途中でやめることはできない。自分の人生にほどよい縛りを与えることができるのである。
5.自分の体験や悩みをそれが必要なひとに届けることができる
自分の体験や悩みをシェアできることがブログのもっとも素晴らしいところだ。
しかも、それが切実なものであればあるほど、それが必要な人のところに届く可能性が高い。
たとえば、はせさんがオーバーワークで潰れてしまいそうになったときのこの記事「逃げろ、そして生き延びろ」は、とんでもなくシェアされた。はせさんの正直なこの告白とアドバイスが、いったい、何人の同じような若い人たちを救ったのだろうと思う。
この一点だけをとっても、誰かを救うことができる、あるいは救うとまではいかなくても、誰かの心を軽くすることのできるブログは、書く意義があると思う。
6.同じ思いをもつ仲間と出会うことができる
ブログには横のつながりもある。
それを書くことで、自分の考えに共鳴してくれる仲間をみつけることができる。
普通に仕事をしていれば、自分のいる業界の交友範囲とかお客様以外に、そういう仲間をみつけることは至難の技だ。が、ブログで広がる、つながる共感の輪は、業界や歳や職業や地域を軽々と越えていく。
7.否応なく面白いことに巻き込まれていく
たとえば、なんどかお伝えしている「関西ブロガー万博」は、ブログで知り合ったいぬじんさんが、否応なしに僕らを巻き込んで実現した。
僕もばたばたしていたので、ちょっと大変そうだなあと、一番最初にそれを聞いたとき、思わず腰を引きそうになったのだが、いぬじんさんが「やる!」とすでに表明しておられたことを知って、「やるか、やらないか」ではなく、「なんとしてでもやらなきゃいけない」ことになったのだ。
そうやって、否応なしに面白いこと、普段ならやらないことに巻き込まれていくのである。