あなたの月曜の朝の気分はどんなですか? デンマーク語の「arbejdsglæde」と日本語の「karoshi」の間
月曜日の朝だ。
土曜日と日曜日はやっぱり終わってしまう。
仕事で苦しんでいた時、どれほど月曜日の朝がブルーだったろうか。
日曜日の夕方からどんどん憂鬱になり、その気分は月曜日の出社前に最高潮に達する。
通勤電車に揺られて日経新聞などを読んでいると、ようやくその気持ちが薄らいでなんとか会社にたどり着く。
あなたの月曜の朝の気持ちは、どんなでしょう?
上のポスターは、新しい旅情報のサイトMaptiaさんのブログで紹介されていたもので、「月曜日の朝にあなたが感じる3つの気持ちを教えてください」という質問を自分の仕事を愛しているという人たち200人におこない、その回答をイラストにしたものだ。
上部にはその質問に答えた人の職業が、ハートのマークになっているのは回答された言葉をまとめたものだ。文字の大きさは、回答数の多さに比例してデザインされている。
それによると、自分の仕事を愛している人たちの多くが、月曜日の朝に感じている気持ちはこんな感じである。
*Excited 興奮
*Motivated やる気
*Inspired インスパイアされた感じ
*Curious 好奇心
*Energetic エネルギー
*Ready 用意万端!
*Creative クリエィティブ
あなたはこんな雰囲気で月曜日の朝を迎えているだろうか?
ところで、デンマーク語に「arbejdsglæde」という言葉があるそうだ。
こちらでその発音が聴けるが、日本語的に発音すると「アーバイトグルー」となる。
北欧には同じような言葉があり、その意味は「働く喜び」であるという。
英語にも日本語にもそれを一言で言い表す言葉はない。
Maptinaさんたちも、世の中には本来「arbejdsglæde」が溢れているはずなのに、そのようにはなっていないという問題意識から、このような質問を投げかけてポスターにしておられているのだが、日本では、みんなどうなんだろうか?
どれだけ多くの人が、「arbejdsglæde」を感じておられるのだろうか?
どれだけ多くの人が、上にあげたような気持ちを月曜日の朝に抱いているのだろうか?
なんだかんだ言っても、北欧の国々には「arbejdsglæde」という言葉がある。
いっぽう、日本独自のもので、世界を驚かせた言葉は「karoshi」(過労死)である。
そのふたつの言葉の距離は果てしなく遠い。
やっぱり、僕らの社会はどこかで間違っているような気がするのだ。
PS うちの娘のMUGIは、最近「arbejdsglæde」を一番感じてるかも~~仕入れもしてますけど、最近、自分でコーディネートのブログをつくってやる気アップアップのようです~良かったら見てやってください!
こちらです→ Wellcome MUGI’s Kimono World