6000のデーターからわかったアイディア出しに効く7つの方法
毎日、毎日、ウンウン唸っている。
ブログのネタの話だ。
きっと、世界中には、なにかのアイディアを考えて、僕と同じように頭を掻きむしっているひとが何百万人、何千万人といるのだろう。
先日、ブレーンストーミングの画期的な方法を紹介したが、今日紹介するのは、アイディアを出すため、クリエイティブな仕事を、ひとりでおこなうときのための方法だ。
はっきり言って、この手の記事はライフハック記事の定番であり、またかでオワリと決まっている。
でも、僕がこの記事に興味をもったのは、それが実際のデーターから有効であると導き出された方法をまとめてあるからだ。
The seven most effective techniques for creativity (backed by real data)
(クリエイティビティのための7つのもっとも効果的なテクニック~リアルデーターから)
この記事は、「Oflow」というアプリの使用者の集計をもとに書かれているのだ。
このアプリは、僕のようなアイディア出しに苦労している人たちに、クリエイティブなヒントを与えるために作られており、「あ~~煮詰まった!」というときにアイフォンでこのアプリを開くと、「逆立ちして考えてみるのじゃ!」とか「空を見上げて星を数えてみるのじゃ、たとえいま昼だとしてもな」みたいなアドバイスがもらえるのだ。
このアプリがどれほど効くのかはわからないが、とにかくこれを使った1600人の、6000の生データーを分析して、どういう手法が実際にクリエイティブな解決を得るために役立ったかを集計してある。
そう言われると、一般的なハック記事より、信ぴょう性があるような気がするではないか。
以下に、その生データーから選びぬかれた7つの方法を紹介する。
信じるものは救われる、かも。
1. プロセスに焦点をあてる
あなたが得ようとしている結果にではなく、あなたが使っているプロセスにフォーカスしてみよう。「もっとクリエイティブなるために、どうやったらプロセスを変えることができるだろうか?」あるいは「いつもやっているやり方のせいで、フンヅマリになっているのではないだろうか」と考えてみる。
意外にも、この方法が一番効果があったことがわかっている。
たとえば小説。まずストーリーを書き、それから文章を書き、膨らませていくとういのがあなたのやり方だとすれば、ストーリーを書く前に、それぞれの章の最後の文章から書いてみる、というようなこと。
2.100のアイディアを書く
ノーベル賞受賞のボーリング博士は、15分のタイマーをかけて、100のアイディアを書き出すことを薦めている。そうすることで、否定的な思考が薄まり、アイディアが出やすくなる。
また、100というのは、とんでもない数で、30から75ぐらいのところで、アイディアの飛躍が始まる。そして、真に素晴らしいアィデイアに到達できる。
3.何も気にせず自由に書く
漢字も、文法も、句読点の位置も、何も気にせず、とにかく、自由に、自分の正直に、思うままに15分間書いてみる。フリー・ライトと呼ばれる手法。
4.新しいツールを使ってみる
たとえば、文章を書くときに、ノートパッドを使っているなら、ホワイトボードに変えてみる。手でパズルを解いているのなら、手をポケットに突っ込んで、口だけを使ってみる(!)ようなこと。
5.ゴミをつくろう
とりあえず、ひどい文章、最悪の写真、眼をおおいたくなるようなイラストを、わざと描いてみよう。
そもそも、ジョークのつもりで、この方法をoflowに付け足したのだけど、驚いたことにこの手法はよく効くようだ。
いつだって完璧主義が、あなたのクリエイティビティを殺しているのだ
6.自分を騙してみる
すでにアイディアがみつかった、解決方法はわかった、と自分を偽ってみる。
そして、とにかく15分間、自分をそう信じこませて始めてみる。
書いている途中で、ほんとうに解決に至るかもしれない!
7.制約を課してみる
たとえば、動詞だけで考えてみる、とても小さな面積に描いてみるなど、あえて普段にはない制約を課してみる。
制約こそが、いままで自分が考えたことのない領域へ導いてくれることがあるのだ。