他者の評価を期待すると、いかに創造性をしぼませてしまうかがわかる傑作動画
「置かれた場所で咲きなさい」とか、槇原敬之の歌、「世界でひとつだけの花」とか、あの手の抹香臭い説教は、もう、たくさんだ、とみんな思っている。
なので、ここで、オヤジらしく、もうひとつ、その手の話をしてやろうと思う。
上の動画が素晴らしいのだ。
この動画を見て、僕は、やっぱり、さまざまな常識や社会の評価尺度に縛られているな。
そして、多くのひとがその尺度から開放されて、自分の心の命じるままに、何かを作ったり、ビジネスをしたり、ブログを書いたり、そして「生きたら」、もっと世界は、豊かで楽しくなるに違いない、と改めて思った。
あっ、危ない、危ない。
これ以上説教したら、誰も読んでくれない!
短い動画なので、ぜひ、見て欲しいのだけど、たぶん、動画のボタンをクリックしないひともいるだろうから、文中に書かれているコメントと、いくつかの画像を切り出して、紹介したい。
「小学校3年生の生徒たちに、こんな指示をしました。この三角形の図を正しく完成させなさい。正しく完成させたひとに、1ポイントあげます」
さて、描かれた絵は、次のようなものだった。
80%の子供はシンプルな家の絵を描いた。そして、平均2色で描かれていた。
同じ絵を与えて、こんな指示を出してみた。ただ、絵を完成させなさい、と。
描かれた絵はこのようなものだった。
誰一人、シンプルな家の絵を描くものはなかった。平均、5色の色を使って描かれていた。
さて、あなたは、どちらの絵が好みでしょうか?
どちらの家に住みたいでしょうか?
*この動画は、こちらのページで知りました。
Why Have Grades? (なぜ点数をつけることが必要なのか?)