無名の19才の青年が、お金持ち・有名人たちを動かした! その6つのコツ!
50年以上生きて、サラリーマンとして19年、事業主として12年過ごしてみると、「そいつは眉唾だ」と思えたことも、「案外、真実だったな」と思うことがある。
人間、世間の役に立つ何かを、ほんとうにやろうとすれば、絶対に助けてくれるひとが現れる、っていうことのは、そんなことのひとつだ。
世の中には、お金をたくさんもっていて(あるいは、大きな影響力とか、人脈とかがあって)、理想に燃える若者を助けたいと思っているひとは、現実にたくさんいるのだ。
若いころの自分は、そんな人間が本当にいるのか、リアルに感じることができなかった。
また、「ホンキでやる」ってことが、どんなことかもわからなかった。
今朝読んだ、19才のビンセント君の話が、面白かった。
彼の動機は、「人の役に立ちたい」ということではなく、「フィリピンでの職を得たい」という、「利己的な」ことだったのだが、若いうちは、動機が利己的なものでも、ホンキになれば助けてくれるひとが現れるという、よい例だと思う。
(ちなみに、若いうちは、その動機は、利己的でいいと思う!)
6 Valuable Lessons a 19-Year Old Learned from Reaching Out To Millionaires
彼はtwitterのつぶやきで、フィリピンでのマーケティング職の募集を知った。
その職を得たいが、彼には選ばれる自信がなかった。
そこで、募集の内容をよく読んだ。どうやらその会社は、多くのひととコミニケーションできたり、すでに知り合いである、社交的な人間を探しているようだった。
どうしてもその職を得たい彼は考えた。
レジメだけでなく、ビデオを作ろう。
そしてそのビデオには、有名な起業家や文筆家、マーケッターに出演してもらおう。
もちろん、一介の無名の若者である彼は、そんなひとたちを知らない。
が、彼はそういったひとたち47人を選んで、メールを送った。
そして、自分の名前と「ビンセント君とつながったよ」っていうことを、カメラの前で言ってもらい、それを動画にして送り返してもらうように頼んだ。
その結果、なんと16人(約40%)の有名人たちが、彼の要望に答えて動画をつくって送り返してくれた、というのだ。
結果は言わずもがなだった。
そんな彼が、僕らに6つのアドバイスをまとめてくれているので、どうぞ!
1. 拒絶されても、あなたは何も失わない
2.ひとびとはあなたが想像しているより、喜んで助けてくれる
このアイディアを思いついたとき、恐ろしかった。反応はゼロに違いないと思った。
これほどの有名人たちにメールでお願いする自分は、いったい何者なのかと。
結局、メールでは、自分が何をしてきて、どんな経歴でなどということは一切書かなかった。ただ、自分の現在の状況と、何を望んでいるのかを真摯に書いた。
3.真剣になれば、人々は喜んで助けてくれる
お願いしたことのお礼に、何かを提供するというようなことは何も言わなかった。
ただ、正直に、ありのままに、何も隠さずに、助けて欲しいってことだけ書いた。
4.誰とでもつながることができる
もちろん、ナシのつぶてのひともいた。でも、40%もの尊敬するひとたちが、返事をくれたということで、十分ではないだろうか。オバマ大統領とだって、少なくとも、つながれる可能性はあるのだ。
5.創造性は多様なものだ
自分には絵を描いたり、アートを感じたりする感性はない。つまり、創造力はないと思っていた。
でも、創造力というのは、他のひとと違ったやりかたを考えだすことでもある。
自分も、かつて思っいたより、創造性があるのだということに気がついた。
6.あれやこれや心配するより行動してみるほうがずっと良い
photo by ashley rose,