by Frank.Vassen
これからは、アフリカだ、と言う。
近い将来、援助の必要な地域から、世界最大の消費者を擁する巨大マーケットになるらしい。
たぶん、その様子を、僕が生きて見ることはできないだろうけど、そうなった時、どんな世界になっているのか、日本はどうなっているのか、興味はつきない。
ところで、我が家もアフリカブームだ。
大丸梅田店で開催されていた「風水土のしつらい展」に行って、こんな植物を買って帰ってきた。
植物の名前は、聞いたけど、忘れてしまった。
とにかく、見たこともないような、この不思議な形をした植物は、アフリカから来たのだ。
見たことがないはずだ。
この植物は、有名なプラントハンターの方が(ネットで調べたところ、たぶん「西畠清順」さん)、アフリカで見つけてきたもので、日本での栽培の歴史は、まだ、1,2年しかない、と言う。
お店の方に、色々と聞いても、「まだ、何年も育てたわけじゃないので、正直、あんまりわかりません」とおっしゃる。
ただ、この樹は、アフリカのサバンナに生えている樹なので、水は週1回ぐらいでよく、栄養も要らない、そして、零下になるような場所には置かないで、なるべくなら、陽にあててください、ということだった。
そして、うまくいけば、赤い薔薇のような花が咲くという。
めちゃくちゃ気に入った。
買ったものの、どこに置こうかな、嫁に、また、要らないもの、買ってきて、って言われるかな。ちょっと、心配しながら持って帰った。
そして。
嫁は、この植物を見るなり、
「あっ!バオバブの樹だ!星の王子様にでてくる!これ、欲しかったのよ」
いや、バオバブじゃないと思うよ。
でも、たしかに、アフリカからやってきた植物だから、バオバブの仲間かもしれない。
「うまく育てたら、バオバブは、直径10メーターを超えるほど大きくなるのよ!」
いや、でも、零下になる場所がダメってことは、庭に植えることはできないし、そんなに大きく育てるのは、無理だよ。
そういえば、「星の王子様」に出てくるバオバブは、またたく間に巨大に育って、星を爆発させてしまうのだ。
日本での栽培の歴史の浅いこの植物も、ひょっとして・・・
ともかく、この未来大陸アフリカからやってきた、へんちくりんでかわいいヤツは、若干の誤解をはらみながらも嫁の大歓迎を受け、めでたく我が家の一員となったのであった。
でも、おとなりさんの迷惑になるし、うちの家よりは、大きくならないでね!
PS この植物をいただいたのは、風水土のしつらい展に出店されていた、大阪八尾の「庭屋:グリーンスペース」さん。興味をもたれたかたは、問い合わせてみてください。偶然、うちの近くだった・・・