ヘビメタ好きは自己評価が低い!?
ネットでよく見かける欧米の心理学・社会学の最新の研究調査の結果って、ふむふむっていうのもあるし、そんなことまでよく真面目に調べたよな、って変に感心するものもある。
今日見つけた最新の研究調査によれば、「ヘビィメタル好きの人たち」にはいくつかの顕著な特徴があるという。
ところで、僕はヘビィメタルの誕生から衰退、そして変化、再興という歴史のまさにその時代に生きてきた。
いろんなジャンルの音楽をかなり幅広く聴いてきたと自負してはいるのだが、そういえば、ヘビィメタルには没頭することがなかった。
ヘビィメタルと聞いて思い出すのは、Deep Purpleぐらいで、そもそも、Deep Purpleは、コアなヘビメタルファンからすればただのハードロックであり、ヘビィメタルと呼ぶなとなるだろう。
そいいう意味では、この記事は僕に当てはまらなくて、ちょっと残念ではある。
だけど、「ヘビィメタルが好き!」というと、「最新の研究から」、つぎのような特徴をもっていると思われるということそのものが面白いと思う。
「Jazzが好き!」と言えば、「気取り屋で懐疑的、自己評価が高く、内向的な性格」であるとか、「レゲエが好き!」と言えば、「のんびり屋で束縛を嫌い、人生降りてて、楽観的な性格」であるなどと言われかねないのだ。
おい、そんなこと、ほんとうに科学的真実なのか?
まあ、ともかく、その最新結果を紹介する。
研究のリーダーは、ウエストミンスター大学のViren Swami教授。
イギリスに住む219人の女性と195人の男性が被験者。
先にパーソナリティの検査をおこない(こちらのパーソナリティの5要素で検査)、そののちヘビィメタルを含む曲を聴いてもらって、その曲が好きか嫌いかを7段階で評価させた。
そうしてまとめられたヘビィメタ好きのひとたちの特徴とは・・
なるほどと思うか、それがどしたのと思うか、面白いと思うか、それはあなたにおまかせする。
1.新しい経験などにオープンな資質をもっている
2.自己評価が低い(ヘビィメタルを聴くことで自己評価を高める)
3.よりユニークな存在でありたいと望んでおり、信心深さへの反発をもっている(宗教を含む世の中の権威への反発)
4.男性らしさへの強い嗜好、男性の女性に対する優越の意識が強い(女性よりもヘビメタの曲のほうが好き)
(参照記事:Headbangers have low self-esteem )
photo by deep_schismic