SEO新世紀始まる ~ Googleが僕らに教えてくれる生き方とは?
ネットショップを運営しているので、検索の順位というのは、いつも気になって、チェックしている。
最近も、少し動きがあって、なんだか、検索の精度が上がってきたのかなあ、と思っていた。
ちょうど、きのう、「住太陽氏のセミナー「Webクリエイターに足りない、本当のSEOスキル」の感想」という記事をFBで教えてもらい、やっぱり、そうだよね、と思った。
この記事の要旨は、
*検索の精度が上がってきて、ますます、テクニカルな施策は効かなくなってきた
*自社の宣伝ではなく、見込み顧客がほんとうに求めるているものを、コンテンツにせよ
*そのコンテンツの制作にあたっては、突出したレベルのものを、プロフェッショナルの名にかけてつくれ
*その分野のオーソリティーを目指せ。ただし、その分野のオーソリティーになるためには、オンリーワン・ナンバーワンである必要はなく、日本で10番目とか、大阪で2番めとかでも良い。それよりも、発信量の多いひとが、オーソリティーとみなされる
つまり、SEO(検索最適化)技術は、やるべきことをほどほどにやっておけばよく、要は、見込み客の役に立つコンテンツを徹底的に提供するほうが良い、というごく当然のことが、また、重要になってきた、というのだ。
このことは、ネットショップに限らず、生き方にも大きな影響を与えるような気がしている。
どういうことか、というと、ある分野で身を立てようと思えば、ネット上で、人々の役に立つコンテンツを、必死で提供し続けるのが、成功への、もっとも確実な、最短距離になったのではないか、と思うのだ。
検索エンジンの進化とフェイスブックなどのSNSのおかげで、かつてのように、ほんとうに役に立つ情報というのは、けっして無駄にならず、その情報が欲しいひとに確実に届くようになった。
情報発信には、フェイス・トゥ・フェイスのコミニケーションから始まり、本や講演会、チラシやマスコミ、自費出版など色々な方法があるが、ネットほど、効率がよく、安価で、民主的に良いものが選ばれる場所はない。
同じ努力をするなら、ネット上で行うことが、もっとも実りが多いと思えるのだ。
*ネット上でサービスを提供する。
*あわせて、そのサービスを必要とするひとの役に立つと思われるコンテンツを、とんでもないレベル・量で提供する。
*報酬はサービスの提供から受けとり、情報発信のコンテンツではひたすらお役にたつ。利益の余剰分は、サービスの向上と、コンテンツの充実に振り向ける。
*このサイクルを最速かつダイレクトにまわすこと。
それが、いま、もっとも確実で、早い道なのではないだろうか。
その文脈で言えば、ブログも情報発信のコンテンツのツールとして役に立つのだけれど、あくまで、その文脈で利用しないと、努力は発散してしまう。
自分のサービスを必要とするひとのためにならない記事は、上記の文脈から外れてしまう。
ブログは毎日書くのが良いと言われるけど、「毎日書くために」、たとえば、アンティーク着物を売っている人間が、アメリカのカントリーやジャズベーシストのアルバムが良いよ、と書いても、意味がない。
わかっちゃいる。
要は、自分が、社会の役に立てることに焦点を絞れ、ってことなのだ。
わかっちゃいるけど、人生に、たった一本の道をはっきりと敷いて、そのことだけに120%を賭けるということが、一番難しい。
たとえば、アンティーク着物という道は、かつては、「おおいに」食べれる道だったけど、アンティーク着物は減り、また、着るひとも買う人も、以前ほど多くはなくなり、それだけで、「おおいに」食うということは難しくなってきた。
「海外向けネット販売」の道も同じく、それだけで、収益を伸ばし続けるのは、とてもむずかしくなってしまった。
「古着屋でかつお笑いブロガー」などという看板を上げておいて言うのもなんだけど、「ブロガー」ってものも、どうだかな、と思いはじめている。毎日更新している有名ブロガーのひとたちの中に、とくに好きで、尊敬に値するなと思うひとはいない。自分が、みつけられないだけかもしれないけど・・彼らの一本道が、アフェリエイトでささやかな収益を上げることなのであれば、やっぱり、お付き合いする時間はない。
わかっちゃいるんだ。
このブログも、毎日更新をはじめて、3月23日で1年だ。
Google先生!
いろんなこと、ぼちぼち考えてます。
まだ、見放さないでね!