ICHIROYAのブログ

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「おじいちゃん」って呼ばないで!!(世界一若いお爺ちゃんは26才)

 

「おじいちゃん」って言葉がおかしいのだ。
孫ができるからと言って、「おじいちゃん」と呼ぶことが間違っている。

「おじいちゃん」と僕を呼べるのは、たったひとり、来年2月に、この世界に出てくる人物ただひとりのはずである。
だから、ほかの誰も、僕のことを、「おじいちゃん」と呼べるはずがない。
その人物以外が、僕のことを「おじいちゃん」と言ったら、
「あん? おじいちゃん? おれの子供が、おまえを生んだ覚えはない」と、いちいち教えてやる必要がある。

「おじいちゃん」って、どういう意味だよ、と思って、辞書で調べてみた。

三省堂「大辞林」によると、その意味は「老年の男性を親しんでいう語」とある。

ますます、だれも(ひとりを除いて)、僕を「おじいちゃん」と呼ぶ権利はない。
僕は、53歳であるが、断じて「おじいちゃん」ではない。
「おじいちゃん」とは、こんなひとのことを言うのだ。 

 

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いや、ほんとは、知っている。
実は、サザエさんの磯野波平さんは、設定では、54歳なのである。
いくらなんでも、これはひどい。
先日、高校時代の同窓会があったが、54歳・53歳の同級生たちは、みんなこんな風ではなかった。
よく似た頭をしたひとは、少しいたけど、それでも波平さんみたいではなかった。
「サザエさん」は傑作だけど、こと波平さんについては、そのキャラクター造形に、大きな大きな、致命的ともいえる、欠陥があるのだ!

僕は、波平さんとほぼ同い年だが、波平さんみたいでは、ぜんぜんない。
「おじいちゃん」とは似ても似つかないのだ!

そもそも、年齢と、孫が生まれるということと、「おじいちゃん」のイメージは、それぞれ、ぜんぜん別のものなのである。

だって、ほら、調べてみたら、冒頭のビデオにあるように、ドイツには、26歳で孫ができて、「おじいちゃん」になった男がいる。
ほんとかどうかわからないけど、少なくとも、ネット上で知ることができる、世界一若い「おじいちゃん」である。
家族写真には、「おじいちゃんのお父さんのお父さん」「おじいちゃんのお父さん」「おじいちゃん」「息子」「息子の息子」が写っている!
世界は広い。
そして、人類の歴史は長い。
もっと若い「おじいちゃん」が、かつて存在したことは間違いない。

ほら、「おじいちゃんのイメージ」と「年齢」と「孫がいること」は、まったく無縁なのだ!

来年の2月になっても、僕は、「おじいちゃん」ではないのだ!

でも、早く、来年の2月にならないかな。
で、早く、「おじいちゃん」って呼ばれたいな。
「おじいちゃん」より、「じいじ」がいいな。

あ、勘違いしないで。
僕のことを「おじいちゃん」って呼んでいいのは、世界中で、ひとりだけ。
僕は、あなたの「おじいちゃん」じゃ、ありませんから!

僕のことを、「おじいちゃん」と呼んだら、
コロス!