行方不明のマレーシア航空370便を衛星画像で探すプロジェクトに参加してみた!
乗員乗客239人を乗せたマレーシア航空370便の行方がいまだにわからない。
乗員乗客の皆さんはもちろんのこと、関係者の方々のご苦労ご心労は計り知れない。
衛星画像とクラウドソーシングプラットフォームで、行方不明機の捜索をおこなっていおり、協力者を募集していると知ったので、実際にその捜索に、ほんの少しの時間だが、僕も加わってみた。
その概要はこちらのCNET Japanさんの記事を見ていただくとして、実際の手順は以下の様なものだ。
読んでいただくとわかるが、ネットにつながっているパソコンがあれば、簡単に捜索に参加することができる。
以下に、手順を書く。
(1)tomnodサイトへアクセスする。トップの画像が現れる。真ん中の緑の『Join Now』ボタンを押す。下記の画面になるので、右端の緑の→のマークをクリック。同様の画面がもう一度出るので、さらにクリック。
(2)この画面になったら、オレンジのGoのボタンを押す
(3)捜索開始画面がこちら。この画面の左中程の緑のボタンを『Start Tagging』を押せば捜索開始になる。が、その前に、探すものを確認。
みつけてタグつけするものは、航空機の破片、筏、オイル、そのほか気になる物体。
(4)『Start Tagging』を押したところ。中央の画面が、番号つけされたひとつの衛星写真で、ここに何かがあるかを探す。
画面の下に縮尺がある。これでざっと計ってみると、この衛星写真のサイズは、約480mx310mである。
右に表示されているのは、その写真の位置。その写真が『119286』と番号付けされたものであるとわかる。それがどこに位置するのかという情報は提供されていない。
その地図が海面だった場合、だいたい、こんなふうに波頭だけが写っている。
そこに何もないと判断したら、写真外をクリックすれば、それに接する次の写真が出るので、つぎつぎに捜索範囲を移っていける。
写真のなかには、こんなふうに、雲が映っていて海面が見えないものもある。
そんなときは、右下の『Jamp To Random Map』ボタンを押せば、別のゾーンの地図に移ることができる。
写真を表示した部分は、右のゾーンのなかでも表示されていくので、自分が捜索した部分が広がっていくのが下のようにわかる。
僕は何もみつけることができなかったので使っていないが、何かをみつけたら、左のタグボタンを押してタグ付けすれば良いのだと思う。おそらく、その前に、サインアップを要求される(サインアップしてみたが、メールアドレスとパスワードだけの簡単なものであった)。
この仕組みが現時点(2014/3/16)でカバーしているのは、下記の部分に過ぎない。
衛星写真を使っても、この広い範囲から行方不明の航空機を探すのは、どれだけたいへんなことか、よくわかる。
この仕組が実際にどの程度役に立つのかは、僕にはわからない。
表示させた写真を誰かがすでに見たのかどうかがわからないのが気になる。
しかし、こういうことができるようになったことに驚いたし、ひょっとしてこのページを見ているひとがゲーム感覚で、何かを発見してくれるかもしれない。
そう思って、紹介した。
ともかく、一刻も早い発見を祈っている。