文章を書くためのエディターソフトは、O's Editorで決まりだ!
photo by liz west
文章を書く時、どんなソフトを使っておられるだろうか。
もっとも面倒くさいのは、たとえば、縦書となる予定の原稿を書く時などである。
ワードももちろん最高に優れたソフトなのだけど、案外、ワードに縦書に書き込んでいくのも、行頭が揃わなかったりして面倒だ(使い方がよくわかっていないのかもしれないが、ともかくイライラする)。
また、文中に出てくる数字なども、横書きのテキスト・エディターで書いていると、入力したものがどう表示されるのかということその場では理解できなくて、あとで修正が必要な場合もある。
で、ブログ友だちのある人に、文章の入力、どうされていますかと訊ねた。
ある人「オウズ・エディターというのを使ってます」
イチロウ「初耳です。オウズ・・・?」
ある人「O's Editorっていうソフトです。最初の設定が少し面倒ですが、いったん設定していしまえば、めっちゃ、便利ですよ」
イチロウ「ほうほう。縦書とかでも?」
ある人「縦書にもちゃんと対応してますよ。そもそも、僕はシナリオ書くのにそれをみつけて使い始めたんですけど、ブログもそれで書いてから、コピーして貼りつけてます」
縦書に印刷される予定の原稿を書くのに、ワードで苦労していたので、僕はすぐにそのソフトをダウンロードして使ってみた。
ある人がおっしゃってくださった通り、めちゃくちゃ使いやすい。
たとえば、今書いている原稿だが、入力画面はこんな感じ。
で、下にさまざまなタブが並んでいて、それを押してみる。
*「A4縦(横書き)」 シンプルに印刷するとこんな感じだよっていう表示。
*「読書」 縦書の本のような表示。僕が欲しかったのはこれで、ある程度書いたら、この画面に切り替えて、どんな風に見えるか確認できる。そこで数字や英文字などが変に見えていないかも気づく。
*「原稿用紙」 それを原稿用紙に落としたらこうなるっていう表示。
*「シナリオ」 シナリオを書くひとたちがよく使っておられるのはこの画面だろう。
入力画面のタブを押すだけで、このように表示が切り替わるのである。こうやって、縦書やさまざまな表示の画面を簡単に行き来できることが、どれほど快適か、おそらく使ってみなければわかっていただけないと思うが、僕はまとまった文章を書く時、このソフトを手放せなくなった。
さまざまな機能があるようだが、基本の機能で十分過ぎるほど役に立つ。
あと、特に便利だと思ったのは、文字数をカウントする機能。任意の位置で、「検索」→「文字カウント情報」とメニューを選ぶと、このような情報が表示される。文字数のカウントも「空白含む」「空白除く」などがあり、また、「漢字の割合」なども表示されて、文字数の目処のある原稿を書く場合、とても重宝している。
O's Editor2はその素晴らしさほどは知られていないようだが、シナリオを書く人だけでなく、さまざまなテキストを書く人にとって、とても価値のあるソフトだと思う。
制作者の小沼雄一さんに最大の感謝と賛辞を贈りたい。
*O's Editor2のページはこちら O's Editor2
*ライセンス価格 2,000円
*ライセンスを購入後、ライセンス入力画面にたどりつくのに、かなり苦労した。ライセンスの入力画面を表示させて入力する方法は、ライセンス購入時に表示される画面とメールにしか記載されていないので、注意。
*「ある人」とは「あの人」なんですが、「シナリオ書いてる」っていうところ、書いてしまっていいのか迷い、「あの人」になりました。この素晴らしいソフト教えていただき、また、ライセンス入力で困っていた時もすぐに教えてくださって、感謝してます!