ICHIROYAのブログ

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リッチになるには理由があった! そうか、こんなに簡単なことだったのか!

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先週の土曜日、昔の会社の仲間、20年ぐらい前にいっしょに仕事をした仲間が集まった。当時、売場のマネージャーだった僕も呼んでいただいたので、喜んで出かけたのだった。
で、みんな、退職したり、転職したり、子供ができたり、売場が変わったり、太ったり、禿げたり、あるいは、驚くほど変わってなかったりしたわけなんだけど、僕の近況報告をしたあと、元部下や元上司たちから、大説教をいただいた。

和田さんは、経営者として、甘いんですよ!
もっと、ビシバシやらないと!

おいおい。
僕の部下で頑張っていてくれたとき、なんだか、みんな生き生きと働いていてくれてたと思ってたのに、本心では、「甘いマネージャー」と思ってたのかよ。
で、上司のNさんも言う。
「そうやなあ、ひとには、ふたつのタイプがある。何が何でも、ひとを押しのけてでもっていうタイプと、どうぞどうぞ、自分はいいからっていうタイプと。三つ子の魂百までっていうしな。人間、変わられへんやろ」
あれ~~頑張ってお仕えしてたと思ったのに、組織の長としては、甘いやつ、と思っておられたんですね~~泣き。

そして、元部下のOちゃんが、こう慰めてくれる。
そうやって、悩み悩みすすんで行くところが、和田さんらしくて、素敵。
ぜんぜん、変わらへん。

う~ん、あんまり、フォローになってない気もするが、「素敵」と言われたので、ちょっとだけ、救われた。
まあ、しかし、周囲の人っていうのは、よく見ているもので、嬉しいやら悲しいやら、でも、お互い、ありのままで、仲間なんだよなあ、と思うと、とても暖かい気分になった。

と、そんなことを思い、「鬼」になるべえ、と思う今日このごろなのだけど、こんな面白い動画をみつけた。




字幕もない英語なのだけど、こちらに書き起こしがある。

彼らの研究によると、リッチな人たちは、プアな人たちより、やはり、ちょっとなんなんである。
たとえば、横断歩道で歩行者のために、止まってあげる率というのは、BMWのような高級車は、一般の車に比べて、格段に低い。
「子供にあげようと思って用意したキャンディーだけど、いいのよ、欲しかったら持って帰ってね」といって被験者をひとり部屋に残して観察すると、リッチな人たちは、プアな人より何倍ものキャンディーをポッケに入れた。
また、お金をかけたダイスのゲームをすると、嘘をいう確率は、リッチな人たちの方が多かった。
つまり、リッチな人たちは、プアな人たちより、なんなんである。
ハッキリ言うと、彼らの実験では、リッチな人たちというのは、プアな人たちより、自分の利益に貪欲だ、というのである。


で、さらに、面白い実験をやっていて、あるルールで、モノポリーをさせる。
最初からリッチマン、プアマンになるべく設定をするのである。
リッチマン役は、2000ドルの持ち金でスタートする。プアマン役は、1000ドル。
また、リッチマン役は、ゲームのルールどおり、ダイスを2つ振る。ダブルだったら、もう1回振れるわけだ。一方、プアマンは、ダイスはひとつ。ダブルもない。
この条件でゲームをすると、ほぼ間違いなく、リッチマン役が勝つ。
そして、ゲームの後に、リッチマンにその感想を聞いたら、ほとんどの人が、

自分は、ゲームが上手く(相手より賢く)、勝つべくして勝った。

と答えたそうだ。
ゲーム最初の設定など、きれいに忘れてしまっていたらしい。

まことに、おいおい、な実験結果ではないか。


金も名声も得た人たちにその成功の理由を聞くと、たいていの人は、努力の結果である、と答える。そして、ほかならぬ自分がそれを得たのも当然であり、ほとんどのみんなには、そのチャンスがあったのに、怠惰や勇気のなさのために、それをつかめなかったと思っている。
いや、もちろん、その成功は、運と自分が最初に手にしていたものに負うものが多いと、謙虚に思っておられるかたもおられるだろう。
だけど、上の実験が鮮やかに示しているのは、成功者は、それを自分のチカラと考えがちな性向にある、ということだ。


しかし、54歳の僕が、この話を、ここでことさらに書くのはまずい。

負け犬の遠吠えとも言う。

なので、ブログの更新はさっさと終えて、「鬼」になって、「人を押しのけて」、より貪欲に、ポッケを「キャンディー」で膨らませて、頑張ろうと思う!

じゃあね!

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