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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

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ホーム3Dプリンター買ってはみたものの、とほほ編

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by killbox

 

おととい、ブログに、急に見慣れないアクセスが増えたので、なんだろうと思ったら、Twitterで、僕の記事にこんな風に言及されていた。
あれ~~たしかに、世間はよく見ておられるもので、あれだけ熱くなって買ったホーム3Dプリンターだけど、「リテラシーと根性」がなく、ラブのウンチをつくったあとは、部屋の飾りと化している。

 
ご指摘のとおりなので、まったく、情けない。
そして、情けないことに、こうやってアクセスされるのも、涙が溢れそうであるが、『ブログの最高のコンテンツは、失敗』と思っているので、それはそれでよい。
だけど、ホーム3Dプリンターについて、いったん、僕の感想をまとめて締めたほうが、世間の皆さんにも役に立つかもしれないと思い、この記事を書くことにした。


現在、ホーム3Dプリンターは、僕の持っているCubeを含め、さらに、安いもの、大きなものが作れるもの、精密に作れるものが出てきている。
テレビで取り上げられることも多くなってきた。
さた、僕は、実機に触ってみた、ビジネスマンの視点で、ホーム3Dプリンターの現状とビジネスの可能性について、まとめてみたい。


(1)現状では、一般人は、ホーム3Dプリンターを買う価値がない

僕の場合、新しもの好きなので、急いで買って試してみたが、現状のソフトや3Dプリンターの性能からいうと、お遊び程度のことしかできない。
10万円もする、高いおもちゃのようなものだ。
もちろん、例外はあって、フィギュアの好きな人には、それでも楽しめるかもしれない。
また、それはあくまで、「現状では」という意味であって、いつになったら、その「現状」が変わるかわからないし、ある発明、新商品によって、一気に変わる可能背もある。

(2)誰もが直感的に使えるソフトの開発が待たれる

 なんといっても、ポイントは、そこだ。
簡単に3Dの設計図が書けるソフトというのは、現在、存在しない。
3DCADの知識がなくて、もっとも簡単に使えそうなものでも、使いこなすのは、相当な訓練がいる。
現状では、「設計図をつくる」労力と、「アウトプットされるであろう造形物から得られる喜び」のバランスが、とても悪い。
とてつもなく悪い・・・とにかく、「リテラシーと根性」が必要となり、一般人は、僕のように挫けてしまうだろう。
そして、このソフトを開発して、標準としてつかってもらえるようにできたものが、次のITビジネス界のスターとなるだろう。
時代のマイクロソフトGoogleフェイスブックは、このソフトをめぐる戦場で生まれてくる可能性が高い。

(3)そのソフトが生まれるのは3Dディスプレイが一般化してから?


3DCADの歴史は、昨日、今日に始まったものでもなく、使い勝手のよさを目指して、相当改良が進んだソフトだと思われる。
結局のところ、現状の2Dディスプレイを使用している範囲では、素人が直感的に使える3D設計ソフトというのは、ないものねだりなのかもしれない。
おそらく、それを突破するのは、3Dディスプレイだと思う。
3Dの仮想空間の中なら、いろんな造形を、より直感的に、操作して作り上げることができるようになるだろう。



(4)数年以内に劇的な進展。変化に備えよう!

とはいえ、僕は、ホーム3Dプリンターが陳腐だなどとは思わない。
数年以内に、ブレイクスルーが生まれ、間違いなく、一家に一台の未来が来るだろう。
なにか、3Dプリンターを使うおもちゃが考案されて、大ブームになるとか、上記のソフト面で大きな進展があるかもしれない。
それは、近い将来絶対に、やってくる。
思い出してみよう。
Windowsが出るまでのパソコンや、Amazonが一般的になるまでのインターネットショップ。多くのひとが、そんなものおもちゃに過ぎない、あるいは、ネットでモノが売れるはずがない、などと議論していたのだ。

プラモデルやフィギュアなどの特定の事業者を除いて、いますぐには、多大な経費をかけて、ホーム3Dプリンター用の、設計図の販売サイトを立ち上げる必要はない。
でも、その立体データーに販売価値があると思われる事業者は、将来を見越して、権利関係の整備に着手するとか、データー販売の方法を検討しておいたほうが良い。
まったく、いつ、劇的な技術の進展が訪れるか、わかったものではないからだ。


ともかく、ホーム3Dプリンターを実際に自分で使ってみて、感じたことをまとめてみると、以上のようになる。
すでに、3Dデーターの販売サイトなども立ち上がっているし、気は焦るのだが、自分でそれを何かビジネスに使ってみようと思っても、なかなか考えがすすまない。

リテラシーと根性」の問題かな、やっぱり。