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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

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「ストリートサッカー」の超美技とホームレスを救うそのチカラに熱くなれ!

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「 ストリートサッカー」が熱いことをご存知だろうか?
僕も今朝まで知らなかった。
「 ストリートサッカー」は、サッカーとも、フットサルとも違う。
その名の通り、ストリートで行う。
町のどこかを、簡単に壁で囲い、小さなゴールを置いてやるサッカーだ。
地面は舗装されているので、スライディングはできない。
とれる面積も、集まる人数も、場所に応じて変わるから、サッカーやフットサルのような統一ルールはなく、町々によって異なるルールで楽しまれている。
狭い場所で少人数でやるので、必然的にドリブルのワザが磨かれるようで、こんな神ワザが見られる。

 

 さて、このストリートサッカーを通じて、ホームレスを救おうというしている人がいる。
SSUSA(ストリートサッカーUSA)の創始者、ローレンス・カンさんだ。
ストリートサッカーに劣らず、彼がSSUSAを始めた理由が、また熱いので、ぜひサッカーファンは最後まで読んで欲しい。

彼はシャルトッテというホームタウンで、ホームレスたちがお金や食糧の配給を受けるのを観察していた。
そして、ホームレスたちも、ホームレスたちに対応する人たちも、それぞれの役割を演じて、「受け取る/与える」行為を行っており、それはまるで、ロールプレイングを見ているようだった。
ほんとうは、ホームレスたちにコミュニティーの一員として接して関係を深めることが必要なのに。

 

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ホームレスたちを本当に救う方法はないのか?
彼が出した答えが、ホームレスたちとストリートサッカーのチームをつくることだった。
もちろん、なぜ、バスケットボールではダメなのかということも考えた。
だが、サッカーのほうが、体格によらず、男女とも楽しめて、対象とできる人たちが多いはずと、その日のうちに結論に至る。

彼はホームタウンのシャルロッテでストリートサッカーのチームをつくった。
彼の取り組みは注目を集め、全米の20の町でストリートサッカーのチームができた。

あいつは馬鹿じゃないの? 
ホームレスに必要なのは、仕事や家で、サッカーをして遊ぶことじゃないだろ?
6年にわたる活動のなかで、最初に直面したのは、そういう否定的な見解だった。
現在では国との連携もおこなっているが、最初のころ、国の担当者の意見はまさにそれだった。

サッカー界のひとたちは、はじめから喜んで協力してくれた。

 

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そして、結果は驚くべきものだった。

チームに入ったホームレス、極貧の若者のうち

・91%の生活が変わった。教育、健康、家、仕事などの面に、良い効果が現れた。
・プログラムに参加して1年以内に、75%のメンバーが、仕事か、住む家が決まり、リハビリプログラムを修了し、さらに学業をすすめた。

 

カン氏が言うように、「スポーツの機会を正しく整備すれば、ホームレスや貧困層のいる町のコミュニティーを健全化する力があった」のだった。
ストリートサッカーのチームに属し、チームのメンバーとともに遊び、技術を競うことが、それぞれの個人の尊厳や前向きな姿勢を生み出したのだった。


この夏には、西海岸・サンフランシスコで、はじめてのウエストコーストカップの開催に成功し、また、6月末には、恒例のナショナルカップがニューヨークで盛大に開催された。
カン氏の目標は、ホームレスをなくすだけでなく、ホームレスを生まない社会をつくること、SSUSAをガールスカウトのような全米規模の大きな非営利団体にすることだという。


ストリートサッカーの超美技を見れば熱くなるが、カン氏のこの取組みを聞けば、同じく、胸に熱いものが沸き上がってくるではないか。
サッカーには、そして、スポーツには、素晴らしいチカラがあるのだった。


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参照記事 および SSUSAのホームページを参考に書きました
*ストリートサッカーについて、多くを知りません。ご存知のかた、コメントいただけると嬉しいです。
*Wikiのストリートサッカーのページ。まだ、日本語がないようです。