ICHIROYAのブログ

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2年がんばっても離陸しないなら、マーケットを変えてみよう!

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 3連休の真ん中の日曜日、いかがお過ごしだろうか?
 今日は、おなじみのJustinさんの過去記事からひとつ、要約でお届けしたい。
 フリーランスの方、小さなビジネスオーナーの方に、場合によっては役に立つ内容かと思う。

  

 How changing your market can save your product(マーケットを変えることがいかにあなたのプロダクトを救うか)
 
 Justinさんの娘さんの友だちのお父様の話である。
 彼は樹木医(arborist)で12年間自分のビジネスを続けてきた。
 最初の2,3年間、彼のビジネスは低空飛行でどれほどがんばっても充分な利益を上げることができなかった。
 
 そこで彼がしたことは、電話番号を変えることだった。

 彼は小さな町に住んでいてそこを自分のマーケットと定めていたのだけど、実際はその町に住んでいるのは引退した農家や工場勤務者で、庭のことは何でも自分でやってしまう人たちだった。
 
 しかし、車で20分走れば、裕福な郊外の住宅地があった。そこに住んでいたのは、ビジネスマネージャーや社長、起業家たちで、自分で庭の樹をケアする時間はなく、加えて、それをほかの誰か、専門家にやってもらう充分なお金はあった。
 
 彼は電話番号をその郊外のものに変え、私書箱もそこにつくり、そこに向けて宣伝を始めた。結果は驚くべきもので、彼のビジネスの売上は、その地区からのもので95%近くを占めるようになった。
 
 Justinさんによれば、がんばっている事業主や起業家がうまくいかないのはふたつの場合がある

(1)製品やサービスがそもそも間違っている(つまり、その製品は誰の役にも立たないのに、一生懸命売り込もうとしている)
(2)製品やサービスは良いのに、間違ったマーケットに販売しようとしている

 自分がつくったものが間違っているのかどうか、それを知るには、それを異なるマーケットで売ってみればよい
 彼(樹木医さん)の場合、郊外をターゲットにしてすぐに、何かがまったく違うとわかった。

 Justinさんは書いている。もしあなたがなにかをつくって、フルタイムで必死に働いて2年以上も離陸しないのなら、マーケットを変えてみようと。
 多くの起業家は単に売り込む相手を間違えたまま、必死で、ただがんばっている。

 あなたのサービス・プロダクトを必要としている人々、そのお金を持っている人々のところへ行って売れ!

 
photo by jay mantri