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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

★★★当ブログはじつはリサイクル/アンティーク着物屋のブログです。記事をお楽しみいただけましたら最高。いつか、着物が必要になった時に思い出していただければ、なお喜びます!お店はこちらになります。★★★


災害時に基地局を通さずに、携帯同士で通話できる技術が開発中のようだが・・・

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災害時に携帯電話がつながりにくいということが、大きな問題になっている。
電話が集中することが原因だけど、基地局が倒壊してしまって、不通になる、ということも起きる。

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僕らは、このことに関しては、そういうもの、と諦めてしまっているけど、実は、画期的な解決方法がある。
基地局からの電波を使わずに、携帯同士が直接通話できれば良いのだ。
イメージはこんな感じ。

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言われてみれば、簡単なことだけど、そんなことが可能なのか?

じつは、それを可能にしようというプロジェクトが、計画されており、クラウドファンディングサイトindeagogoで、現在、資金を募っている。

彼らが提唱する、Serval Meshという仕組みは、すでに携帯電話に備わっているWifi機能を利用して、携帯同士をつなげるという簡単なものだ。
彼らの装置Mesh Extenderと携帯アプリを使えば、基地局を介さずに、携帯同士で通話ができるようになる。
しかも、現在の携帯のwifiではせいぜい100mぐらいしか届かないものが、コンディションが良ければ、数十キロにまで届くようになる、という。

すでに、アンドロイド用のテスト版のアプリはダウンロードを開始している(こちら)。機種によって使えたり使えなかったりとまだまだ問題も多いようだが、短距離での通信は試せるようになっているようだ。


Serval Mesh Extenderのプロトタイプは、こんな感じである。

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携帯同士といっても、この機械を使う必要があるので、上の図を正確に書くと、こんな風になる。

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彼らはニュージーランドの赤十字で3年働いたあいだに、このプロジェクトの着想を得たとしており、災害時の救援活動に、大いに役立つものとしている。
この技術をもって、なぜ事業化しないのかという問いに対しては、企業の利潤を最大にするよりも、社会的な貢献を最大にしたい。ただし、それら両方をうまく達成できるアイディアがあれば、拒むものではない、と答えている。

 

彼らがこのプロジェクトに求めている資金は、30万ドル(約3000万円)。
あと10日を残し、達成率はわずかに4%。
とても素晴らしいアイディアと技術だと思うが、なぜ、あまり資金が集まらないのだろうか。

欧米の人たちは、日本人ほど、災害に対する備え、というか、恐怖感をもっていないからなのか。
それとも、技術的に、非現実的な面があったり、より効率的なものが開発中なのだろうか


日本にこそ、こういう仕組みが欲しいと思うのだが・・・ 

*クラウドファンディングサイトindiegogoの該当プロジェクトサイトはこちら 

 
PS 僕はこのプロジェクトの技術面に関して、まったくわかりません。そもそも資金が集まらないということは、問題があるのかもしれません。もし、技術面に詳しいかたがおられたら、コメントいただけたら嬉しいです!

(追記)ブクマ・コメントやTwitterで、すでにある、PHSのトランシーバー機能と同じという指摘を受けました。PHSのトランシーバー機能については、こちらを読みました。
が、通話距離が100m程度ということなので、彼らがwifiの技術を使って、実現しようとしていることは、現在のPHSの技術で置き換えることは難しそうです。(それとも、技術的には可能だけれども、法的にそれが許されていないのでしょうか・・)