40歳になった感想を大阪の女性に聞いてみたら
1.顔に皺がいっぱいできたわ。そやけど、それがなんやの。それは私がおもろい人生をおくってきて、いっぱいいっぱい笑った証拠よ。
2.ちょっと太めで、ちょっとお肌がガサガサやけど、それがなに? 昔はきれいになりたかったけど、今じゃ、このままの私でいるのが一番幸せ。結婚式でマイクが回ってきたら、鶴瓶のものまねで、おおうけ。バカみたい?ははは!バカでもして楽しまんと、人生短いわよ!
3.疲れたらベッドにバタンキュー。寝るの大好き。あんた、そうやって、蒲団にぬくぬくくるまって眠ることができるって、どれだけ幸せなことかわかってる?そんな風に眠ることができない人だっているのよ。
4.めげへんで。やばいことや辛いこと、いっぱい経験してきた。自分がめちゃくちゃ辛いことになったこともあるし、やばい状態の友だちにずっと寄り添ってたこともある。だから、たいがいのことはグッと寝て起きたら、また立ち向かえる。伊達に歳とってへん。
5.この歳になると、大好きな人には、必ず、大好きやって言っとく。40才になる前は、そう思ってたのにそれを言えないままたくさんの大切な人を失ってしまった。そやから、ぎゅっとして、大好きやでって言うんや。気持ち悪いとか、暑苦しいって言わんといて!
6.あっ、このコらか?このおねえさん(*実際は同年代のおばちゃん)らは大切な友だち。いつもつるんであっちこっち出かけたり旅行する。みんなええおねえさんやで!人の悪口や皮肉言う暇あったら、次の冗談考えてるような楽しいおねえさんたちや。でも、私に良いことがあったら、心の底から喜んでくれるし、入院したら何回も心配して来てくれたよ。まあ、腹立つこともあるけど、ホントの私を知ってくれてるのは、このおねえさんたちかな。なあ、みんな、そやろ?
7.アホでもええねん。40過ぎたら、アホでもええねんってことがやっとわかったわ。それって、ひょっとして、私、賢くなったってことかな。誰からどう思われたった、好きな服を着て好きな音楽を聴く。ははは!どうせ、大阪のおばちゃんやし!
8.でも、頑固かも。私は私。私にとって大切なものは、何があっても守りぬく。私の心を踏みにじったら、ちゃんとそう言って、謝ってもらうわ。もし、私が誰かにそうしちゃったら、私もそうする。
9.つまらないことにかかわずらっている暇はないわ。自分を大切にするけど、自分本位ってわけじゃない。プリクラや自分の写真を撮るのはやめて、きれいな夕陽やなあ!って思って写真を撮ることが増えたわ。誰かが私を褒めてくれたら、そんなことはないとか、相手を褒め返すとかせえへん、そのままその言葉をもらっとく。
私にはたくさんの選択肢があることがわかってる。だから、私の周りの状況に支配されて時間を無駄にしたりしない。私には私の人生を変えるチカラがあるのよ。
10.歳をとるってことはソンやなんて、なんでみんな思わされてるんやろ。40才になるのも、ええことやで!
*MediumのHolly Seymourさんの人気記事「10 Things No One Tells Women about Turning 40(40才になった女性について誰も言わない10個のこと)」の、大阪弁翻訳(超訳?)です。大阪弁苦手な方はすみません!
(追記)日本の40才の女性はもう少しマインド若いという声をいただきました~訳すときに小道具は変えましたけど、エッセンスは変えていないので、その声は興味深いなと思いました。
photo by Pasquale Vitiello