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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

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40年前に聴いた『Time』の歌詞が刺さる~ピンクフロイドの最後のアルバム発売に寄せて

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                                                                photo by wonker  

 
 お日さまの下に寝転んだり、窓から雨を見るのにうんざりしていた。
 あなたは若く、人生は長く、無駄に過ごすに充分な毎日があった。
 そして、10年という時が過ぎ去ったことにある日気づく。
 誰も走り出せって言わなかった、そしてあなたはきっかけを逃してしまった。
 
 やっと、あなたは走り始めた。
 太陽に追いつこうとして、懸命に走った。 
 が、太陽は無情にも地平線の向こうに沈み、絶望して振り返ると、真後ろの地平線から、また太陽がのぼり始めた。
 追いかけたものはいつもそんな風で、あなたの息は短くなり、また一日死に近づいた。

 これは1973年に発売された、ピンクフロイドの『狂気』のなかの『Time』の歌詞の一部だ。(下に英語の全文あり)
 当時中学生だった僕が何度も繰り返して聴いた曲だ。
 もちろん、なんて大人は馬鹿なんだ、僕はそんな風に自分の大事な時間を無駄にしまいと決意したものだ。
 いや、毎日のように、さまざまな誘惑に負けてしまう自分も、大人になる前にはそれを克服して、人生を無駄にすることなどないだろう、と思っていた。
 
 あれから、40年の歳月が流れた。
 僕は「走りはじめた」のだろうか?
 「Starting Gun」(きっかけ)を、誰かがくれるのを、ただ待ち続けて40年を過ごしてしまったのだろうか?
 絶対に追いつけない「太陽」のようなものを目標にして走り続けてきたのだろうか?
 
 まさか、40年後の僕に、この歌詞が刺さるとは思ってもみなかった。

* * * * *
 
 オールドロックファンはご存知かと思うが、 実は、ピンクフロイドが20年ぶりに新作のアルバムを出すそうだ。
 日本での発売は11月12日。1994年の音源からつくられている。
 『Time』の歌詞を書いたロジャー・ウォーターズは1985年にバンドを脱退したままで、今回のアルバムにもノータッチだそうだが、この新アルバムはめちゃくちゃ話題を集めており、イギリスのロックバンドとしてはもっとも予約の入ったアルバムになったそうだ(AmazonUKで)。
 

永遠(TOWA)-Deluxe BD Version-(完全生産限定盤)(Blu-ray Disc付)

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 ■『Time』の歌詞

Ticking away the moments that make up a dull day
Fritter and waste the hours in an off-hand way
Kicking around on a piece of ground in your home town
Waiting for someone or something to show you the way

Tired of lying in the sunshine staying home to watch the rain
You are young and life is long and there is time to kill today
And then one day you find ten years have got behind you
No one told you when to run, you missed the starting gun

And you run and you run to catch up with the sun but it's sinking
Racing around to come up behind you again
The sun is the same in a relative way, but you're older
Shorter of breath and one day closer to death

Every year is getting shorter, never seem to find the time
Plans that either come to naught or half a page of scribbled lines
Hanging on in quiet desperation is the English way
The time is gone, the song is over, thought I'd something more to say

Home, home again
I like to be here when I can
When I come home cold and tired
It's good to warm my bones beside the fire
Far away, across the field
The tolling of the iron bell
Calls the faithful to their knees
To hear the softly spoken magic spell 

 

■ 『Time』ライブ動画


■新アルバム 『永遠(TOWA)』のプロモーション動画(1)

新アルバム 『永遠(TOWA)』のプロモーション動画(2)