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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

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付き合う人を変えれば、人間は成長できると言うけれど・・・

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   今朝、友達と人生に関する記事を読んで、また少し考え込んでしまった。

"Improve Your Life by Improving Your Friends ~ You are the average of the people you associate with." (あなたの人生をあなたの友達によって進展させよう~あなたが付き合っている人たちの平均像があなただ)

  以前にもこんな記事も紹介した。 

最も一緒に過ごす時間の長い5人の友達の平均像。それが、まさに、あなただ!
 

  最初に紹介した記事には、コリン・パウエル氏のこんな言葉が引用されている。

ある人たちとは付き合いが少なければ少ないほど、あたなの人生は進歩する。平凡な人たちと過ごす時間は、あなたの平凡さを助長する。成功した人たちの大切な態度は、ネガティブな思考やネガティブな行動をする人たちに付き合う我慢をしないことだ。成長するに従って、付き合う相手も変わる。あなたの友達の何人かはあなたが成長していくことを望まないだろう。あなたが今いる場所にあなたと一緒にいることを望むだろう。あなたが登っていくことを手助けしないような友達は、あなたに、はいつくばっていて欲しいのだ。あなたの友達はあなたのビジョンを拡げるか、あるいは夢を絞め殺してしまう。あなたを高みへと導かないものは、あなたを引きずり降ろしてしまうのだ。*1

The less you associate with some people, the more your life will improve.
Any time you tolerate mediocrity in others, it increases your mediocrity. An
important attribute in successful people is their impatience with negative
thinking and negative acting people. As you grow, your associates will
change. Some of your friends will not want you to go on. They will want you to stay where they are. Friends that don’t help you climb will want you to crawl. Your friends will stretch your vision or choke your dream. Those that don’t increase you will eventually decrease you.

 
  さて、人間はその時につきあっている友達の平均像に近くなるというのは、納得しやすい。
  ある野心的なビジネスオーナーにお会いした時、自分はある勉強会に所属しており、そこで野心的な人たちと出会い、交友を増やしている。自分のビジネスに対する姿勢も目標もやり方もそこで学んでいる、とおっしゃっていた。そうおっしゃるだけに、確かにその野心は僕の何倍も大きかった。
  上記の記事にも、自分が次のステップに行くためには、今の自分が付き合っている友達(仕事が終わったら帰宅して寝るまでテレビを見てそれを1週間7日間繰り返す人たち)とは異なる、大きな野心を持ち、人生に目的をもつ人たちとお付き合いする必要があった、と書かれている。

  かと言って、どうしたら、自分が現在いるステージより上のステージにいる人たちと親交を結んでいったらいいのだろうか。  
 たとえば、野心家の彼のように起業家や経営者の集まる勉強会に参加するということも有効な方策なのだろう。
 しかし、起業家が集まるそういったパーティのようなものに、いい思い出がない 。結局名刺交換をしたり、FBの友達申請をしあったりするものの、親交は深まらない。
  自分より上のステージにいる人も同じような考え方をしているとすれば、当然、下のステージにいるものと、わざわざ時間を割いて親交を深めるメリットはないと思っていると考えなければならない。

 
  上のステージにいる人たちと親交を結ぼうと思っても、 そんな訳で、原理的に無理があるのである。
   
  上記の記事のなかには、そういう人たちの助けになることによって、親交を結んでいこうと書かれている。
   たしかにそうなのだが、それだけでも、足りないような気がする。上のステージにいる人たちには、たくさんの手が差し出されており、少々のことではその手をありがたがって握ってはくれない。
 実践しているわけではないので、これは僕の想像だが、より上のステージの人に、たとえば、「面白い男だ、飲みに連れて行ってやろう」と思ってもらうためには、なにかひとつのことで良いから、突き抜けている必要があるんじゃないだろうか。
 
  中国で数百億円規模のビジネスを興した起業家の女性が娘の関係で家に来られたことがあり、その時に彼女が言っていたことが、まさにそれだった。
 「小さなマーケットとか、あまり人気のないスポーツとかでもいいんです。とにかく、そこでダントツの一番になること。そこで一番になったら、有名な人たちからいろいろと声をかけてもらえるし、チャンスが飛躍的に増えるんです」
 
 たぶん、そういうことなのだと思う。
 手に何ももっていなければ、いくら上のステージの人たちと出会う機会を増やしても、結局は何も生まれないのではないだろうか。

 ところで、パウエル氏の友達が足をひっぱると言う実も蓋もない話は、刺さった。
 同じステージにいて、時には集まって乾杯をし、馬鹿話を言い合ってたっぷりと笑いあえる仲間たち。それは港みたいなもので、そこにいることは安全で心地良い。
  友の船とともに外洋の荒波に出航していくこともわくわくするが、港に入ってくつろぐ一杯も格別なものがある。
 そもそも、友達とはそういう人たちを言うんではないだろうか。
 知人の社長さんがこんなことをおっしゃっていた。
 「幸せとは何だろうかということに対する答えは難しい。でも、ひとつの答えは、毎日笑って同じ生活を繰り返すことができることだ」
 そういう生活を可能にするのは、同じステージにいる友に違いない。そして彼らは、そこに留まって、笑っていることを責めたり、貶めたりしない。 そこにいる友達は、何かをくれるから、何かメリットがあるから、友達でいてくれるわけではない。

 
 友達と人生については、どちらの考え方も、正しいとも間違っているとも言えない。 
 ただ、結論めいて、考えた。
  自分はともかく、もし友が次のステージに行こうとしていたら、もし友が港を出航しようとしていたら、精一杯激励し送り出すことのできる人間になりたいものだと。
 きっと、ちょっと寂しいし、押し殺しても嫉妬の感情が巣くってしまうだろう。
 でも、それでお別れであればそれはそれで仕方がないし、もし、帰ってきたときにはいつでも暖かく迎えることができたらいいな、と。
  そんな友でいたいものだ。

 

photo by Justin Posey (Death to The Stock Photo)

  

*1:最後の一文訳に自信ありません~あってますか?