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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

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多すぎるアイディアや出合いは、薔薇の蕾を剪定するように絞り込もう!

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 わかっていたつもりなんだけどという考えを、うまい比喩が鮮やかに理解させてくれることがある。

 あなたは、多すぎるプロジェクトを、大きな可能性のあるアイディアを、抱えすぎていないだろうか。
 わくわくする新しい人との出合いや、楽しい旧友とのイベントや、家族との旅行などを詰め込み過ぎていないだろうか。
 そして、そういう風に忙し過ぎる現状を、なんとかしないといけないと、頭ではわかっているのではないだろうか。
 しかし、どれも諦めるには、もったいなさ過ぎる、と。

 今朝、いつも読ませていただいているJames Clearさんのブログの最新記事、What to Do When You Have Too Many Ideas (And Not Enough Time) を読んで、今更ながらに、多すぎるプロジェクトやアイディアや人間関係にどう対処するべきか、イメージが鮮明になった。


 ちょっと長いが原文のコアの部分とその翻訳を紹介する。

 


As a rose bush grows it creates more buds than it can sustain. If you talk to an experienced gardener, they will tell you that rose bushes need to be pruned to bring out the best in both their appearance and their performance.

You see, a rose bush isn’t like a tree. It can’t grow wider and taller each year. And that means if you never trim away some of the buds, then the bush will eventually exhaust itself and die. There are only so many resources to go around. And if you really want a rose bush to flourish, then it needs to be trimmed down not just once, but each year.

Ideas are like rose bushes: they need to be consistently pruned and trimmed down. And just like a rose bush, pruning away ideas — even if they have potential — allows the remaining ideas to fully blossom.

 薔薇は自身が維持できるより多くの蕾をつける。経験のある庭師に訊ねれば、薔薇に良い花を咲かせるためには剪定が必要であると言うだろう。
 薔薇は、一般的な樹木とは根本的に異なっており、毎年高く伸びて広く枝を伸ばさない。それは、薔薇をちゃんと育てようとすれば、蕾を毎年剪定しなければならないことを意味している。薔薇はほおっておくと、多すぎる蕾をつけ、それを維持できずに死んでしまうのである。
 アイディアも薔薇と同じ。それは毎年剪定しなければならない。アイディアやプロジェクトは蕾のようなもので、いくつかの可能性のあるアイディアもカットしなければ、現実に移したアイディアを充分に開花させることはできない。

 
 Jamesさんも書いておられるように、どれほど頭の回転が早く活動的な人間でも、ひとりの人間が使える時間と意志の総量は決っている。
 何をやって何を諦めるか、なににYesと言い、なににNoと言うか、慎重に見極めて対処しないと、多すぎるものを抱えて、結局すべて中途半端に終わってしまう。
 Jamesさんのこの記事が素晴らしいなと思ったのは、そのアイディアやプロジェクト、他人からの依頼などを「薔薇の蕾」にたとえていることだ。

 すべての「薔薇の蕾」には、一輪の大きな花になる可能性がある。
 しかも、その蕾に切り落とされるべき瑕疵もなければ、理由もない。
 それでも、やはり、「薔薇の蕾」は切り落とさなければならない。いくつかのほんとうに自分が望んでいる花を充分に咲かせるためには。
 
 たしかに、そう思えば、「素晴らしくなりそうな出合い」「大化けしそうなプロジェクト」「わくわくするアイディア」だって、切り落とすことができそうな気がするのだ。


photo by maaco