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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

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ばんざい!「民意」は勝利する!

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by noticel

 


ちょっと、昨日ぐらいから、頭がネガティブモードに入っている。
たまに、おまえも、おまえも、おまえも、みんな、みんな、大嫌いだ!って叫んで、どこかへ行ってしまいたくなるのだが、それって、僕だけなのかな?


で、何かっていうと、「民意」っていうやつは、ほんとうに、僕らを幸せにしてくれるのか、ってことだ。


どうやら、脱原発の機運は、完敗の様相だ。
事故直後に、小出助教授が、「政治にはまったく期待していません。絶望しています」とおっしゃっているのを聞いて、驚いたものだ。
あれだけの事故がおきたのだから、政治も変わるチャンスなのに、と。
しかし、小出助教授の見方は正しかった。
「政治」、つまり、「民意」は、また、かくも容易に敗退した。

 


「民意」ってやつは、あくまでも、「今日、明日の、私、もしくは、私の親戚、知人の暮らしを良くしたい」という思いの総和なのである。
アフリカの子供が病でばたばた倒れようが、タイの山岳民族の子供達が売られようが、そのことを気に病む思いは、大きな民意の総和のなかでは、ないに等しくなってしまう。


原発も、日本を破滅させるほどの事故にはならずにすんだ。
多少、原発で働くひとたちに、被爆で健康を害するひとが出ても、故郷の地下に最終処分地をつくられるひとがいても、仕方がない。
また大きな地震がくるかもしれないけど、原発がとんでもない事故になる可能性は低い。将来のそんなことを心配するより、今日、明日の電気代や仕事のほうが大事だ。


で、地球温暖化問題に対する民意も、こうなる。
武田先生も、地球温暖化問題は、日本人にとって、ないも等しい、とおっしゃっている。
そもそも、地球温暖化問題が、ほんとうに存在するのかどうか、怪しいものだ。
しかも、もし、それがほんとうだとして、なぜ、排出量の少ない日本が、先頭を切ってCO2 の削減を大胆にすすめなければならないのか。
大排出国のアメリカや中国がそれをしないのに、原発問題を抱える日本が、世界でこの分野で、リーダーシップをとる必要があるのか、と。

 

世はアベノミクスに沸いている。
でも、ほんとうに、日本の景気は良くなり、給料があがるのか?
日本の外では、日本のひとたちより低い稼ぎで、目の色を変えて働く若者たちで満ち満ちているのだ。
ほんとうに、お金をじゃぶじゃぶ刷れば、僕ら、「日本人」の生活は、豊かになり、彼らより、何倍も贅沢な生活をおくり続けることができるのか。
そして、ほんとうに、それで、景気が良くなり、日本の財政は破綻せずにすむのか?



民主主義が機能している国では、結局は、民意がすべてを決める。
そして、民意は、「今日、明日のこと、そして、私、私の親戚友人たち」のことしか考えない。
太平洋戦争も、結局は、民意がそれを選んだのだ。
日本で、世界で、民意がうまく政治に反映されていけば、やがて、破滅的な状況が訪れる。
破滅的な状況が訪れてはじめて、民意がかわる。


残念ながら、歴史はそれを教えてくれるし、いま、周囲を見ていても、そう考えて、絶望にとらわれてしまうのだ。


そばで、孫の「いち乃」ちゃんが、すやすやと寝息をたてている。
絶望してて、ごめんな!
いまは、絶望してこんなことを書いているけど、完全にあきらめはしない。
ほんのちょっとでも、できることはするからな!


*地球温暖化問題に対する素晴らしいサイト(英語です。興味あるかたはどうぞ)

*民主主義と自由に関する示唆に富むsnowy_moonさんのブログ記事