ノンアルコールビールでつくる創造的な夜の時間

足むずむず病のため、夜のビールと2杯め以降のコーヒーをやめて、3日になる。
お腹の赤ちゃんを気遣う、妊婦になったようなキブンだ。

いくら身体にいいことだけしても、どうせ、脳にはガタがくるのだ。
残り少ない人生だ。
その程度のものを楽しめなくてどうする。
人生に未練はないが、

しかし、

寝苦しいのは、困るのである。

ここ3日間、足のむずむずがぴたりと止まっている。

仕方がない、新しい生活習慣を打ち立てるときだ。

コーヒーのかわりには、お茶か、ゼロコーラを飲もう。

晩酌で、その日頑張った自分に、褒美をやるのはやめよう。
ビール1本でも、飲んでしまえば、その夜は、閉店がらがらである。
しかし、その習慣ともおさらばだ！
閉店がらばらにせず、その後の時間を、読書と思索の時間に取り戻すのだ！

ところで、きのう、大先輩から、いいことを聞いた。
ノンアルコールビールである。

去年だか、一昨年だか、ノンアルコールビールが話題になったとき、休日の昼にちょうど良いかも、と思って、数種類のノンアルコールビールを試したことがある。

まずっ！

そのとき、ノンアルコールビールを飲むぐらいなら、麦茶にするわ！と思ったのだ。

でも、最近のノンアルコールビールは、以前より格段に美味しいという。

きのう、さっそく、数種類のノンアルコールビールを買ってきて、試してみた。
たしかに、以前のノンアルコールビールよりずっと美味しい。
調べてみたら、アサヒのドライゼロは今年2月に発売、サントリーのオールフリーは去年12月にリニューアルされている。

ノンアルコール・ビールはまったくダメ、と思っていた自分が馬鹿だった。
スマホや、３Dプリンタだけでなく、ノンアルコールビールの味でも、飛躍的な進歩がおきていたのね！

このノンアルコールビールのおかげで、足むずむず病だけでなく、高脂血症も改善され、かつ、夜の創造的な時間が生まれることになる。

ひょっとしたら、これで、僕は本来なるべきであった、自分になれるかもしれない。

詩人か、俳人か、コント作家か、である。

僕の人生にも、やっと光明が見えてきたのである！

( 写真は　明治期　猩々の刺繍袱紗　美味そうに飲むなあ～～くそっ！）