あなたの夢の仕事をゲットするたったひとつの方法
たとえば。
車っていうのは、特別だ。
カーブの先が見えたところで、微かに触れていたブレーキから足をさっと踏み変えて、アクセルをぐいっと踏み込んだら、まるで、止まっているのは自分のほうで、車に乗った僕が、地球を自由自在に転がしているかのような気分になるのだ。
車っていうのは、夢だ。
いいクルマは高く、レースは遠く、それをキャリアにするなんて、夢のまた夢のように思える。
しかし、彼はアメリカの名門レースチーム・ヘンドリックモータースポーツの一員で、シャーシーやボディを設計している。
どうすれば、彼のようにレースチームの一員になって働くようなことができるのだろうか。
たぶん、彼は、誰よりもクルマが好きだ。
クルマいじりだって、大好きだ。
洗車だって誰よりも気合が入っているに違いない。
夢の仕事を手に入れた彼は、いったい、僕とどこが違っているのだろう。
あのNBAのスーパースター・マジック・ジョンソンをして、
「なにかを自分の目標として設定したら、不可能なことなんてない、と彼の話は証明している。文句を言い、言い訳をするのはもうやめよう」と言わしめたのは、なぜだろう。
冷蔵庫を開けたり、
スプーンを使ったり、
自転車に乗る方法は、
ちょっと、僕とは違う。
クルマの運転方法も違っていて、
キーボードとマウスの使い方も
ちょっと、違う。
ヘンドリックモータースの採用担当者も
「彼がその仕事にふさわしい能力を備えているのはわかっていた。だけど、どうやって業務をこなしてくれるのか、謎だった」と語っている。
そのとき、彼が得たのは、10ヶ月間のインターンシップの許可に過ぎなかった。
そして、8年後の今、彼はその仕事を続けている。
なぜ、彼が、その夢の仕事を手に入れたのか、
彼と僕は、いったい何が違うのか、
ちょっと違うところはたくさんあるけど、
もっとも異なるのはなになのか。
この動画を見て、わかったような気がするのだ。
ハイ!
リッチー、君は最高だ!
(Richie ParkerさんのFBページはこちら)