ビルマの竪琴、ミャンマーのドーナツ
by Lαin (MG)
アジアの中で次に行ってみたい国は、ミャンマー。
ようやく民主化への道を踏み出し、世界中からその潜在力に注目が集まっている。
勤勉で、向上意欲の高い国民性。豊富な資源と、治安の良さ。
人件費は安く、一般的な給与は、月給で5千円から1万5千円。
親日的で、また、ビルマ語と文法の似た日本語を習得しようとしている人も多い、という。
ミャンマーへの進出がブームになっており、ミャンマーのほうでも、日本語ブームが起きているようだ。
ミャンマーで日本語教室をやっておられるかたのブログに最新のミャンマー事情が紹介されていてとても興味深く読ませていただいた。
その方も、最近、生徒が急増して450人の生徒さんを抱えておられ、多忙のため、ブログも休止されるとのこと。
ミャンマーからたくさんの留学生が日本に来ているようで、ビルマ語の掲示板などでも、仕事の求めに応じるミャンマーの若い人たちの熱いメッセージが溢れている。
ミャンマーには根深い少数民族問題もあり、このまま、一気に、民主化がすすみ、経済的にも発展するのかどうか、わからない。
インフラ面が整備されるのも、まだまだ先のようだ。
だが、きっと、若者の目は、キラキラと、そして、ギラギラと輝いているだろう。
民族問題を抱えつつも、目指す方向は、さほど複雑ではない。
向上心、努力が、即、カネとなって自分に帰ってくるし、自分が、豊かになりたいという目標は、とりもなおさず、国を豊かにする、ということなのだと思えるはずだ。
ミャンマーに訪れて、彼らの真っ直ぐな熱意に触れてみたい。
PS ミャンマーの日本語教師のかたのブログに、ミャンマーでのおもしろいビジネスが紹介されている。ヤンゴンに2店ある『TOKYOドーナツ』という店が大人気らしいのだ。
Wifiも無料で利用できるそうで、いつ見ても大混雑という。
ミャンマーが豊かになっていく実例のようでおもしろい。
そういえば、『ミスタードーナツ』が日本に第1号店を開いたのは、いまから40年以上前、1971年だった。
ちなみに、この『TOKYOドーナツ』は、日本人に限って、フランチャイズを募集しておられる。
ミャンマーの人々を、ドーナツで幸せにするのも、とっても素敵な仕事かも!