新しいブログのプラットフォームMediumの歩き方(初歩)
何度か紹介したように、Mediumという新しいブログのプラットフォームが、英語圏では、ますます存在感を増しているように感じる。
数値的に見ても、Alexaによるランクはここ1年で大幅にジャンプアップしているのがわかる。
僕もMediumで素晴らしい記事を多く読ませていただいたが、今日はそのMediumでどうやって自分の好みの記事をみつけているかについて、ごく簡単に紹介したい。
海外の記事を探している人だけでなく、英語を勉強中のひとにとっても、ほどよい長さの傑作テキストが豊富にあるという点で、Mediumはとても便利なサイトだと思う。
まだ、Mediumをあまり読んだことのない方は、下記の初歩の説明を手掛かりに、Mediumの世界を渉猟されてはどうだろうか。
ただし、Mediumの仕組みはどんどん変わっていくので、あくまで今日(2014年10月13日)の時点での『Mediumの歩き方』である。
僕が知らないこと、間違っていることもあるかもしれないので、そういうことがあれば、教えていただければ幸いだ。
■2013年10月27日
■2014年5月27日
■2014年10月13日
まず、TwitterかFacebookのアカウントと連携して、Mediumにサインアップする。
サインアップは、自分が興味のある記事を探そうとすると、必須だ。
サインアップすると、気に入った筆者をFollowすることができるし、興味のあるCollection(記事のグループ)をフォローすることができる。また、自分がほかのひとに読んで欲しい記事を勧める(Recommend)することもできる。
ログインした状態で、Mediumにアクセスすると、25個程度の記事がリストされているページが表示される。それは、3つの表示
「Reading List」「Top Stories」「Book Marks」
のうちのひとつ「Reading List」を表示している状態である。
「Reading List」は、いわば「あなたへのおすすめの記事のリスト」である。25記事ぐらいが表示され、リロードすると数記事が入れ替わる。
「Reding List」は、自分がfollowした人の記事、自分がfollowした人が勧めた(Recommend)した記事、自分がfollowしたcollectionの新着記事、そしてその全体的に人気のある記事で構成される。
なので、そのリストは人によって違う。ほんの少しの人をfollowする状態だと、その人たちとかかわりのある記事が多くなって、かなり偏ってしまうので注意が必要だ。
「Top Stories」は、その日もっとも多くRecommendされた記事ということだ。20個だけが順位とともに紹介されていて、翌日には数個程度入れ替わる。その最後尾に前月のベスト記事へのリンクがある。
ここには、当然、自分の興味の範囲をはずれる記事も掲載されているのだが、質の高い記事が多いので、新たな発見ができることも多い。
「Book Marks」は、文字通り自分がブックマークした記事の一覧。
僕の場合、まず「Reading List」を数回リロードしてみて、興味のある記事がないかどうか見る。「Top Stories」をざっと見て、新しくそのランクに入ったものがないか見る。自分がフォローしているCollectionを回って、「Reading List」にない新しい記事がアップされていないか見る。フォローしている人の新着記事やおすすめ記事でまだ読んでいないものがないか見る。そして、自分の「Book Marks」でブックマークしたものの、まだ読めていない記事がないか見る。
すぐに気づくように、Mediumには、リストのページと個別記事のアタマに読了に必要な時間が表記されている。これがかなり便利だ。僕の感覚では、さっと読めるのは5分以内。10分を超えるものは、ちゃんと腰を据えないと読めない感じなので、その時の状況によって、記事の長さが先にわかるのはとてもありがたい。
読めば読むほど、フォローする人が増えて、気に入ったCollectionが増えれば増えるほど、自分が面白いと思った記事が多くみつかるのがMediumだ。
ぜひ、あなたなりの歩き方をみつけて欲しい。