あまりにいい天気だから・・・w
今日は天気が良すぎるから、学校は休みにする!
今日は天気が良すぎるから、会社は休みにする!
今日は天気が良すぎるから、クラブの練習は休みにする!
今日は天気が良すぎるから、勉強を禁止する!
今日は天気が良すぎるから、パソコンに向かうことを禁止する!
今日は天気が良すぎるから・・・・
もういいか。
こんなことを宣言して、子どもたちや従業員たちを喜ばせることができたら、なかなかいい気分になるに違いない。
だって、普通は、「◯◯◯が悪いから」というのがあって、学校が休みになったり、会社が休みになったり、クラブの練習は休みになったり、勉強はしなくてよかったりするものと決まっている。
だから、子供の頃、台風や大雨が来ることに、後ろめたい気分を抱きながらも、ほんとのところはワクワクしたのだ。
これで味をしめると、「悪いことがおきる」→「ワクワク」というマコトにまずいパブロフの犬的反応経路ができてしまう。
子供を立派にポジティブな子供として育てようと思っている大人としては、そいつはまずい。
かなりまずい。
そう考えたのか、どうだかわからないが、10月4日の金曜日、「あんまりにも天気がよくなりそうなので、今日は学校は休み!」と宣言して、実行した校長先生がいる。
アメリカのカルバナリー・クリスチャン・スクールのマクウィリアムス校長先生だ。
マクウィリアムス校長先生は1980年代のある日、あまりの悪天候に学校を休みにせざるおえなかったそうだ。そしてその時以来、「悪い天気ではなくて、”too beautiful day つーびゅーてぃふるでい” だから、学校を休みにしたら、グレイトじゃないか! いつかやってやる」と思っていたそうなのだ。
そして、今年の学期末で退職というこの時期に、ついに、やってしまった。
「あんまりいい天気なので、今日は休み!」
子どもたちは、わけがわからず、ともかく、大喜びしただろう。
そして、今までのところ、大きな苦情は入っていないという。
記事で紹介されている気象予報士のボブさんは、「羨ましいなあ・・でも、僕が親だったら、その日の授業料、払い戻ししてほしいかも」と記者に語っているが。
ところで、ああ、今日も仕事だ。
ハイエースから満杯の荷物を下ろして、市場へ仕入れに行かなきゃならない。
「あんまりいい天気なので、休むね!」って、連絡できたらなあ・・w
じゃあ、しかたがないので、行ってきます。
(参照元記事 Calvary Christian School closed Friday -- because of a beautiful day )
Photo by A. Papushoy