「話を聞かない夫」から完全脱却するための5つの誓い
by Cia de Foto
「話を聞かない」といつも嫁に怒られる。
すみませんでした。
反省してます!
ほんとです。
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/12/05
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
ちょうど、村上龍の「55歳からのハローライフ」という中編集を読んでいて、僕そっくりの男性が出てきた。
主人公は女性で、旦那が「話をしない」「何を考えているかわからない」「部屋に閉じこもってブログばかり読んだり書いたりしている」状況。
たまらず、ワンちゃんをペットに連れて帰ると、犬嫌いらしき夫との溝はさらに深まる。
もう決裂しかない、というところで、そのワンちゃんが死んでしまう。
と、そこで、はじめて、涙を見せた夫の姿に驚愕。
そして、夫に見せられたブログの文章を読んで、実は、自分のことも考えてくれていた夫の真の姿をはじめて知ることになる。
やばい。
身につまされる。
犬嫌いの点を除けば、まるで、僕だ。
まったく、やばい。
このままでは、立派な「濡れ落ち葉」になるまえに、捨てられちまう。
ところで、「話を聞かない夫」っていうのは、少数派なのか、と思って、日英で、検索してみた。
「話を聞かない夫」 約 727,000件
「Husband doesn't listen to me」 約 39,400,000件
おおっ!
ご同輩は世界中に蔓延してるようだ。
ちょっと、気になって、こんな検索もしてみた。
「うるさい妻」 約 5,920,000件
「Annoying Wife」 約 44,700,000件
あれ~数の上では、こっちが上回っているな!
いえ、それで何か言いたいわけではなく、単に、事実を書いているだけです。
すみません、この数字は余計でした。
さて、そこで、
どうしたら、嫁に、「話を聞いてない」と言われないようにできるか、真剣に考えた。
1.テレビや新聞を見ているときに話しかけられたら、見るのをやめて、必ず、嫁の目を見る。サッカーのペナルティーキックの最中だとしても。
2.たとえ、絶対に解決できない話でも、共感をもって聞き、アイノテを入れる。そんなときは、問題解決を僕に求められているなどとは思わず、どこかほかのあほな家の話と思って、高田純次のように聞く。
3.何か話かけられたら、ひとりごとなのか、誰に向けられた話なのか、自分に向けられたものなのか、深く考えずに、とにかく、相槌をうつなど、何かの反応をする。死んでも、絶対に、スルーしない。
4.話があるのと言われたら、30分程度と思わない。2時間は覚悟してのぞむ。
5.あまり知らない知人の話が始まったら、そのひとの人生が自分にどんな関わりがあり、それを理解し同情しあるいは喜ぶためにどれほどの時間を割くべきか、などと考えない。誰の話であれ、真剣に聞いて、常にブログにできるネタがないかを探す。
よし、この方針で、今日から、僕は「話を聞かない夫」から、完全脱却だ!
生まれ変わるぅ!
だから、まだ、捨てないでね、嫁。
ご同輩も、いかが?