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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

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2か月過ぎたけど、新社会人の皆さん、元気にやってますか?(あなたを折りかねない会社の12の試練)

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 新社会人の皆さんはそろそろ社会に出て2ヶ月となったが、元気でがんばっているだろうか?
 ようやく目前の仕事をこなす余裕が出てきて、そろろそ様々な疑問を抱いたり、辛いことを感じるようになってきたのではないだろうか。
 僕の社会人2ヶ月目は、お鍋の売場にいた。
 鍋の素材とその特徴を覚えたり、あるいはカードやらギフト券やら歩引き券などで極めて複雑なレジ操作を必死で覚えたりしていた。
 古株の女性リーダーの機転の良さに舌をまき、いっぽう、上から降りてくる指示の非能率や混乱にかなり腹を立てていたように記憶する。
 また、閉店後自分がやるべきことは終わり、なかなか帰ろうとしない上司が腰をあげて「さあ、帰ろうか」というのをいつもイライラと待っていた。とにかく、上司と気持ちを通づることができるような気がしなかった。
 
 今のワカモノはとオヤジは言う。
 オヤジたちのやりかたは間違っている、あんなふうになりたくないとワカモノは言う。
 時が経てば変わるものもあるし、変わらないものもある。
 上に書いた体験は、30年前の僕の新入社員時代の話だ。
 たぶん、そういう面は今も何も変わっていないのではないかと思う。
 会社のなかで、組織のなかで働く。そこで自分のフィールドを広げていって、会社に社会に貢献していく過程で、それぞれの個人に降りかかってくる試練・困難というものは、大昔から変わらないものも多い。
 
 そういうものか、と思えば諦めもつくし、そこで傷つき悩むのは自分だけではないと思えば、「自分は」どうやってそれを乗り越えてやろうかと、ちょっと客観的に楽しむ余裕も出てくるかもしれない。
 もちろん、それを味わっている間は塗炭の苦しみであって、折れてしまいそうになることもある。
 上に書いた新入社員時代から19年にわたる会社生活で、自分が体験した、もしくは仲間が体験していることを間近で見た一般的な試練を12個上げてみた。
 
 それにどうやって対処したらいいのか、とりあえず、僕のアドバイスを書いておくが、それはあくまでひとつの例として考えて欲しい。
 こういう試練にどう対処するか、悩みぬいて結論を出し、それを積み上げていくのが、あなたの人生であり、あなたの物語そのものなのだから。 

 

 1.「販売」とか「営業」という神聖な名前の単純作業に、労働時間のほとんどが割り当てられる

 世の中は単純な労働に満ちている。いわばそれがデフォルトだ。
 だけど、それを完璧に飽きずに繰り返せることは、社会人のひとつの大切な能力だ。世の中が物語に満ちているのはフィクションの世界だけの話で、なん変哲もない小石の積み重ねのようなもの、それが実社会だ。
 ただし、そんな単純作業でも工夫の余地はたくさんある。たとえば、小売の店頭ではモノの置き方を変えるだけで、POPをひとつ書くだけで売上は劇的に変わる。恐ろしく能率をアップする方法を新鮮な目で見たあなたが発見することもあるだろう。
 もしあなたがそんな働き方をしたら、早い段階であなたは「考える側」の仕事を担当することになるだろう。
 単純作業のなかにこそ、工夫と発見と冒険と、そして、お金や名誉も眠っているのである。

2. 間違っている、もしくは、完全に無駄とわかっていることをやらされる

 理をもって冷静に反論してみよう。だけど、それでも上司がそれに固執するなら、言われる通りにやってみよう。全力でやって失敗したらそれを上司に報告しよう。
 間違っていると思えても、あなたが見えていないことはたくさんある。それはあなたの部署にはたしかに不要だけど、組織の都合でどうしてもやらなければならないことだってあるのだ。
 「間違っている」かどうかの判断の材料は、自分には揃っていないことを肝に命じよう。 

3.自分もしくは自社のミスでお客様に多大な迷惑をおかけしてしまう

  真摯にお詫びして最大限のフォローをするしかない。

4.話の弾まない上司と昼食をともにする、夜の「飲みにケーション」に付き合わされる 

 上司と酒に付き合わされるのが嫌なのは、なにも最近のワカモノだけではない。僕だって嫌だったのだ。僕も仕事が終われば一刻も早く家に帰っていろ んなことをやりたかった。しかし、たしかに、そういう場で、多くを学ばせてくれる上司もいるので、全面的にお断りというのはもったいない。
 ある人には誘われてホイホイついていくのに、直属の上司にはいつも断っているんだななどと、言われるのもソンだ。
 だから、たぶん、自分で習慣を決めて、「月火水は飲みに行かない」とか「酒は飲めないので(飲めないことにしてしまう)キホンいけない」とか宣言してしまうのが良いのかもしれない。

5.「お客様のために」と「会社の存続のために」の間で迷い、自分の道を見失いそうになる

 様々な都合で(たとえば、ライバル会社がバージョンアップして相手のほうが圧倒的に使いやすいとか)、自社の製品を買ってもらうのがお客様にとって最高の選択でない場合でも、なんとか買ってもらうことが必要な場合もあるかもしれない。
 あるいは、そんな甘いことではなく、会社がずっと販売しているものは、実はお客様のお役に立たないというような場合もあるかもしれない。
 先の場合なら、現時点というより、将来も含めれば、かならずそのお客様の役にたつので自社を選んでもらうという信念をもって売ることができる。
 だが後者の場合は・・・・転職をお薦めする。  

6.正論で上司を突き上げて跳ね返され、数年後、正論で部下から突き上げられる

 あるべき姿と現実にとれる方法の乖離に悩むのは、若いあなただけではない。
 会社もその間、理想の姿と現実の間で揺れている。若いあなたが正論で上司を突き上げるのも、逆に部下に突き上げられる立場になるのも、ごく自然なことだ。
 大いに突き上げ、そして、大いに突き上げられよう。

7.まったく知らない仕事、慣れない部署へ、責任者として異動させられる

 辛い。まったく辛いのだが、逆に言えば、これほどあなたを磨くことはない。高くなり始めたあなたの鼻は見事にへし折られ、モノゴトの本質を捉える目を磨く最高の場所となるだろう。
 僕も泣いた。文字通り泣いた。だけど、泣いてまで獲得するほどの価値はたしかにある。

8.同期の部下になる。元部下の部下になる。元上司の上司になる。同期の上司になる。

 誰でもどれかを経験するのではないだろうか。
 これもまた、組織がくれる最大の試練だが、あなたを磨きあげるだろう。 
 そうなったら、完璧なアクターになるしかない。
 アクター出身の大統領がいるのは、演じることがいかに難しいことか、またそれを完璧にこなせれば、どれほど大きな仕事を任せてもらえるのかを示していると思う。
 たとえ、同期の部下となったとして、最大の自制心で、完璧にその役割を演じれば、また立場が逆転するチャンスが巡ってくるかもしれないのだ。

9.取引先に無理を言う、辛い思いをさせる、部下に無理を言う、辛い思いをさせる

 そもそもあなたの存在は、誰かの犠牲の上に立っている。あなたがその会社に入ったことで、誰かは不採用になっている。もっと言えば、あなたの着ている服は、後進国のひどい労働環境で縫われた服かもしれない。
 普段はそれを気づかずにいるだけだ。
 会社の命令でどうしても、誰かに辛い思いをさせなければならなくなった時、そのことを思い出そう。
 もし、あなたがいいやつでそれができないと思えば、それはそれでいいと思う。
 しかし、そこで何人かに辛い思いをさせるけれど、あなたが将来もっと偉くなって、何万人の人の人生になにがしかの光を与えることができたら、そのほうが社会のためにはなる。
 どちらを選ぶかは、あなた次第だ。  

10.家族との時間を大切にするのか、仕事を優先させるのか、ナイフの切っ先を突きつけるような選択をせまられる 

 残念ながら答えはない。
 昔、維新で日本が燃えたぎっているとき、「自分の老いた母をみるべきか、維新の運動に命を投じるべきか」と迷っている人の話をどこかで読んだ。
 正解はひとつではない。ひとの数だけある。

11.どれほどがんばっても、会社の評価はあなたの自己評価を常に下回る

 人類の歴史始まって以来の最大の謎だ。
 そういうものだ。100点を目指しているなら、つねに120点を狙い、それを長期間続けるしかない。 

12.上司・同僚・部下の裏切りにあう

  きっと、あなたも一度はそんな目にあう。
 だけど、それは人生の、あなたの物語のスパイスだ。
 辛子がピリッときいていなきゃ、美談の良さが引き立たないじゃないか。あなたの物語を彩ってくれたことに感謝するぐらいの気持ちでいよう。

 

photo by By Vo Minh Thong(Unsplash)