今日、新しいサイトのためのマシンが納品される予定だ。
そのために、事務所の一角からストック棚を移動して、場所を開けてある。
そのマシンを使えば、さまざまなデザインを修正したり、一瞬でモデル写真にマッピングしたりすることが可能になる。
サイトのほうも先日サンプルが上がってきてた。とても良い出来で、サイトのオープンが待ち遠しい。
サイトをオープンしても、しばらくはベーター版に近い状態が続くだろうが、早いうちに今思い描いていることを実現できるようにしたいと思っている。
ところで、僕は、しばらく、デザインを勉強してみようと思っている。
いままで、自営業になってからも、さまざまなことを自分で勉強してきた。英語、文章、骨董/テキスタイル、着物、プログラミング、経営、EC、ブログ etc。
現在は、昔とった杵柄だが、小説に挑戦しているので、時間的な余裕はない。が、それも21万語を超え、初稿の完成まで一か月もかからないだろう。その後、時間的な余裕ができるので、それからは、デザインの勉強に時間をあててみたい。
それは、もちろん、新しいビジネスのために思いついたことなのだが、考えてみると、いろいろとワクワクしてきた。
自分には視覚的な芸術に関する才能はない、と思っている。
でも、明らかに、「このデザインは良い」「このデザインは悪い」という判断基準が僕の中にあって、それなりの人と、その意見が一致することは多いように思う。
「良い」と「悪い」の判断の基準が、どこにあるのか、それはある程度、論理的に説明できることなのか、そのことを考えだすと、とても興味が湧いてきた。
そういえば、さまざまなことを自分で学ぼうとしてきて、ある程度のレベルに達したものものあるし、入り口で諦めたものもある。
だけど、デザインについて学ぶことは、いままでやったことがなかった。
自分にその才能はないから、やっても無駄だという意識が強かったからだ。
もちろん、今から独学でデザインを勉強しても、デザイナーになれるわけでもない。
でも、今よりは明確に、良いデザイン、悪いデザイン、コンセプトにあったデザイン、合わないデザインなどを見分けることができるようになるかもしれない。
新サイトでは、さまざまなデザインを加工して着物やバッグやインテリアファブリックにしてみたいと思っているのだが、現実にそれを作らなくてもマッピングでその写真を提示できることから、販売できるデザインのバリエーションは無限に広がっていく。
その時に、デザインの取捨選択の目がしっかりとしていないと、とめどもなく拡散だけしていくだろう。
ということで、デザインを勉強しようと思った。
まさに、56才の手習いである。
そのためには、まず、デザインの勉強をする方法を探さなくてはならない。
ともかく、いままで勉強してみようと思ったことのない分野だ。
久しぶりに、ワクワクだ!
photo by cindyli