読まれるタイトルをつけるために、TwitterでA/Bテストをしてみる!
毎日記事を書いているのだけど、自分なりにいい記事だなと思っても、ぜんぜん反応をいただけない時もあるし、反対の場合もある。
その大きな理由は、自分の感性や問題意識が多くの人とずれているということなんだと思うのだけど、もうひとつは、やはりタイトルだと思う。
よく知られているけれど、UPWORTHYという人気の新興メディアは、記者たちにひとつの記事に対して25個のタイトル案をつくらせるそうだ。
25個という数字は相当難易度が高いようにも思えるが、彼らによると、慣れてくると15分以内でそれができるようになるという(そうなれば25というリミットは下げてもらえるそうだ)。
そして、そこからいくつかのタイトルを選び、A/Bテストを行って、どのタイトルがもっともソーシャルメディアで拡散力を持つか数値で検証して、最終的にタイトルを確定する。
ソーシャルメディアで人気になっている記事のタイトルには、それほどのエネルギーがかけられている。
ちなみに、彼らがタイトルをつけるときのポイントのいくつかは以下のようなものだ。
*タイトルで語りつくさない
*オピニオンを語るな、それはユーザーにまかせよ
*あなたの母親が嫌がるような言葉やセクシャルな言葉を使うのはやめよ
さて、僕がブログのタイトルをつけるとき、どれほどの時間をかけているかと言えば、長くてせいぜい5分だ。
慣れれば、15分で25のタイトルがつくれるようになるということなら、5分と限った場合でも8個ぐらいのタイトル案はつくれるようになりそうなものだ。
いまから5分。この記事のタイトル出しをやってみる
*最高のブログタイトルをつける方法
*ブログタイトルのつけ方を真剣に考えてみた~A/Bテストに挑戦
*アップワーシ-に学ぶ、読まれるブログ・タイトルをつける方法
*読まれるタイトルをつけるために、TwitterでA/Bテストしてみた!
*読まれるブログ・タイトルの秘密
時間切れだ。
いまのところ、5分でせいぜい4つか5つ。たぶん、慣れてきたら、もうちょっと出るのだろう。
さて、A/Bテストだが、残念ながら、たとえば、僕が使っているこのはてなブログにはその機能がない。
A/Bテストをするためには、ほぼ同一の条件で、実際にタイトルを変えて、それぞれのクリック率や記事での滞留時間などを調べる必要がある。
いま、僕が簡易的にやれる方法は、Twitterで異なるタイトルを呟いて、そのリンクのクリック数を比較することだけである。(ブログ本体のタイトルは変えない)
僕をフォローしてくださっている方は3800人程度。
テストの結果がどれほど有意であるかはわからないが、ほかに方法がないので、やってみる。
普段から、あまりTwitterで呟いていないのがいたいが、とりあえず、2種類のタイトルを10分おきに2回づつ4回呟いてみよう。
なお、Twitterには、アナリスティックというツールがあり、このページにアクセスすれば、リツィート数、お気に入り数、リンクのクリック数がわかるようになっている。
その画面はこんな感じ。
たぶん、朝から同じ記事の紹介を4回も呟いたら、どうしたんだ?って思われるだろうなあ・・・ほんとうにすみません(汗)
最終的に選んだふたつのタイトル候補はこちら
A)アップワーシ-に学ぶ、読まれるブログ・タイトルの秘密
B)読まれるタイトルをつけるために、TwitterでA/Bテストをしてみる!
さて、あなたはどちらのタイトルがよりクリックされると思いますか?
僕はBだと思うのだけど・・・
結果は後日報告します!
ともかく、記事は内容だけでなく、タイトルにもエネルギーを注げ、そしてそれを解析して最適なものを選べってことだと思う。
それにしても、ソーシャル重視のネット媒体では、この方向はさらにすすむだろうし、たとえば、将来、はてなブログでも、タイトルのA/Bテストが有料版では使えるようになったりするのかもしれない。
そして、みんながこぞって、最適解をA/Bテストに求めはじめたら、ネットのニュースのトップページはどんな風になっていくんだろうなあ。
ちょっと、興味深い。
*Upworthyのスライドはこちらにあります
追記) テスト失敗してしまいました。タイトルを変えても同一リンク先では、カウントはツィート毎には出ないようです。このテストのためには、ページをふたつつくっておく必要があったようです・・・すみません。お騒がせして。