ICHIROYAのブログ

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上司・社長が従業員に隠している9つの真実

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 ホンネっていうのは、なかなか言えるものではない。
言えば、誰かを傷つけるかもしれないし、ブーメランのように自分に帰ってきて、突き刺さる場合もある。
 まあ、しかし、どうしても言えないけど、愚痴としてこぼしたくなる時もある。
それは、シャチョーさんとか、偉い管理職のひとたちでもおんなじで、決して部下や従業員の前では語らないことも、同じ立場同士では、ブツブツ言い合うこともある。

 先日、バンブルビー通信さんが、

こんな上司の下で働きたい 優れた上司が持っている8つの信念

 

というエントリーで、ある記事を紹介しておられて、多くの共感を集めていた。
 できればこのエントリーを読んでいただきたいのだけれど、簡単に言うと、現代のビジネスの場は、戦場ではなく多くの生き物が支えあって生きている生態系のようなもので、優れたリーダーは、ビジョンと共感と人間性の尊重によってチームを率いることで、チームを活き活きと機能させ、最大の効果を生む、という話であった。
 まったく新しいコンセプトではないのだけど、うまくまとめてあるなと思い、この記事を紹介したバンブルビーさんの着眼の良さに脱帽し、また、元記事を書いたひとに興味をもった。
 元記事はこちら。

 

8 Core Beliefs of Extraordinary Bosses


 これを書いたのは、Geoffrey Jamesさんというライターで、主にマーケティングやセールスをテーマとする「Sales Source on Inc.com」という大人気ブログや本を書いておられる方とわかった。
 彼の記事のタイトルは、「◯◯の10の方法」とか「◯◯のための7つのステップ」とか、いわゆるハック系の常套タイトルが多くつけられているのだけど、上記の記事もそうだったように、複雑な事象をまとめてわかりやすく提示するという点で、非常に優れておられるな、と思った。
 この記事も大人気で、去年の4月に掲載されてから、39000の「いいね」と16300のリツィートを得ている。


 興味深い記事が多く、いくつか読んでみたのだが、なかでも、この記事に笑ってしまった。

9 Truths Bosses Hide From Employees ( ボスが従業員に隠している9つの真実)

 

  去年の4月に、現代の優れたボスがどうあるべきかということを書いた当人が、この10月、じつは上司たちはこんなホンネをもっている、と書いているのだ。
 彼がまとめた、この9つの秘密は、上司であるひとたちにが、ごく一般的に抱くホンネで、「優れた上司」たちさえも、時にそのように思っているのだ、とわざわざ書いている。


 最初の記事を読んで、ああ~~今の時代の優れた上司になるのは、難しそうだなあ~と思ったのだけど、この記事を読んで、ちょっとだけ、安心した。
 記事にあるようなつまらないことを考える人間も、「優れた上司」になれることもあるんだ、と思って。
 なお、英語のBOSSには、「社長」の意味も、「上司」の意味もあるので、どちらの意味で読んでもよいと思う。

「上司」や「社長」であるひとは、グダグダの愚痴としてどうぞ。
雪見さんが言われるように、解毒剤になるかも。
 また、上を目指して頑張っているひとには、かくも不完全な「上司」「社長」のキモチを理解する役に立つかも。
 テキを知れば、テキを攻略できるわけで。

 
 いつものICHIRO流、口語意訳でお届けするが、断っておくぜ。
 オレが言ってるんじゃなく、オレの気持ちではなく、Geoffreyさんが書いた記事を、オレが訳しただけだし!
 オレはこんな気持、これっぽっちも持ってませんから!


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ボスが従業員に隠している9つの真実

 

1. あんたの問題を解決するのに疲れちゃったぜ

 

オレの仕事の大半はあんたが持ち込む問題を聞いて、一緒に解決することだ。
でもなあ、ときどき、思っちゃうのさ。たまには、自分で考えた解決方法をもって、相談に来て欲しいってな

 

2.オレ、そんなに儲けちゃいないって!

 

たぶん、オレの金庫には、ゲンナマがうなっていると思ってるだろ?でも、
テレビなんぞで見る、どこぞのシャチョーさんほど、儲けちゃいなんだって。請求書のやま、代わりに払ってくれるかい?

 

3.ボスになんてなるんじゃなかった・・・

 

ああ、頑張ったさ!で、こうなれたんだ。でも、思うのさ。こんなふうにならず、個人的な立場でいるほうが幸せだったんじゃなかったかって。自分でやるのが好きなんだよなあ~~

 

4.いつもほんとうのことを言えるわけじゃない

 

秘密なんてない、ぜんぶ、オープンっていうのが、うちのルールさ。でも、やっぱり、言えないこともあるんだよ。

 

5.オレの悪口、言ってるの、知ってるぜ

 

オレの悪口こぼしたって、仲間内のこと、オレの耳には入らないって思ってる? ははは、あんたの「友達」のひとりが、オレに教えてくれてるかもな

 

6.外部の意見も聴きたい

 

オレはあんたらに向き合って、あんたらの意見をこそ真摯に聞くべきだと思ってはいるよ。でも、コンサルタントたちは、新鮮な視野を提供してくれるんだ。お馬鹿じゃないの、っていうようなメリットを強調しながらだけど。

 

7.自分がしていることを、オレはいつもわかっているわけじゃない

 

人間てものは予想外の反応をするものだ。オレがすべての事態を掌握して動いていると思っているかもしれないけど、ただただ、起きている事態に対応しているってことも多いのさ。

 

8.オレが言うとおりに、ただただ、して欲しいんだ

 

コンセンサスが必要だっていうこは、わかっちゃいるんだ。でも、たまには、何も聞かず、オレが言うとおりに、ただ、やってみて欲しいんだ

 

9.あんたに成功して欲しいんだ、オレのために

 

あんたに時間とカネをつぎ込んで、あんたを一人前にしようとしてる。あんたには、成功して欲しいし、健康でいて欲しいし、幸せでいて欲しい。まあ、それは心底あんたのことを思ってというより、ホントはオレのためなんだけどね。

 

 

*写真は「雪中の筍狩り」の袱紗。故事では、病気の母のために、冬に筍を探しにいったら、雪のなかに筍がみつかる。「優れた上司」って、「雪中の筍」にも似てる?