最も一緒に過ごす時間の長い5人の友達の平均像。それが、まさに、あなただ!
“You are the average of the five People you spend the most time with.”
”あなたは、最も一緒に過ごす時間の長い5人の友達の平均になる”
Jim Rohn
アメリカの起業家でモチベーションスピーカーのジム・ローンというひとが、「あなたは、最も一緒に過ごす時間の長い友達5人の平均の人間になる」ということを言ったらしい。
どうやら、アメリカでは、よく知られた言葉らしいのだけど、あまりにわかりやすい言葉で、いたく感じ入ってしまった。
友を選べ、友こそが、あなたの人生を決める、っていうことで、別に新しいことでもないんだけど、「5人の平均になる」と言われると、今更ながら、ドキッとするではないか。
僕らも、娘が思春期のころ、どんな友達と付き合っているのか、とても気になったものだ。しかし、親が友達を選んで与えることなぞできるはずもなく、単に、学校選びに力を貸して、あとは、神に祈るしかなかった。
今の、僕はどうだろうか。
学生時代は、クラスの友達か、クラブの友達、
会社勤めしていた頃なら、もっとも多く時間を過ごしていた5人は、上司や部下、同僚たちの中から選ぶことになっただろう。
今は、毎日顔を合わせて仕事をしている嫁をカウントすると、残りは、4人。
だけど、残る4人が誰かは、ちょっとわからない。
会社にいた頃の友達や上司、今の仕事の取引先や仲間たち。その中から4人を選ぶことになるけど、一緒に過ごす物理的な時間は、月によって大幅に上下する。
書きながら、気づいたのだけど、僕のようにそれをある程度コントロールできる立場にいるなら、自分からすすんで、そういう機会を自分からつくって、「あのひと、あいつのようになりたい」と思う友だちとの物理的な時間を増やしたほうがいいに違いない。
ジム・ローンの言葉をそのまま信じれば、そのようにしていれば、その5人の平均の人間になれる。
うん、たしかに、なれそうな、気もする。
そして、たぶん、SNSなどでの付き合いも、その心理的な大きさ、かけている時間を考えると、この法則をココロにとめておくべきなのかな、と感じたりする。
で、あなたの「もっとも同じ時間を過ごしている5人の友人」は誰で、そのひとたちの平均像は、あなたそのものになっているだろうか?
そして、素晴らしい友人に囲まれて幸せな人生だと思うのだろうか?
それとも、もっと他の友だちと過ごす時間を増やすべきと思うのだろうか?
SNSの使い方も、いまのままで、いいのだろうか?
Photo by AlexLawrence