ICHIROYAのブログ

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Don't Break The Chain ( 鎖を切るな ) ~ サインフィールドの成功法則とは?

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成功体験っていうのは、基本的に役立たない。
それぞれの成功は、その時の状況のもとに成り立っており、その成功の理由を、すべて分析して理解したとしても、将来の状況で成り立つかどうかは、まったく不明だ。
だから、たいていの人は、「◯◯のための7つの習慣」とか「成功する人の3つの◯◯」とかいうライフハック記事はもうたくさんだと思っているし、ちょっと話題になったビジネス本を買ってみては、がっかりすることを繰り返している。

とはいえ、成功した人たちは、そのメンターから、その人を成功に導いたコアとなる考え方を習得するし、様々な本から、大事なもの、生きる知恵を引き出している。
僕は、とても、成功者とは言えないので(自分の足で立ってはいるけど)、「上から伝えるうるもの」は、なにもない。

積み上げたら富士山の何合目?というほど、浴びるように読んだビジネス本の山は、いったい僕に何をもたらしたのか?
その時、その時には、それなりに賢くなったのだろう。
でも、結果、僕は、ここにいる。
投資した時間とカネが、それに見合ったものだったのかどうか、かなり怪しい。

ちなみに、僕が勧めても効果はないかもしれないが、山のように読んで読んで読みまくって、ほとんど忘れてしまったビジネス本の中でも、いまも感謝している唯一の本は、これだ。

人を動かす 新装版

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僕はこの本に救われた。
若いころ、「なぜ、僕は、人から好かれないのか。友達が少ないのか」とウジウジ考えていたのだけど、「それは、お前が、人を好きでないからだ、友達の人生に、ほんとうの意味で興味をもっていないからだ!」と喝破され、それは、性格や持って生まれたものよりも、僕の行動に原因があることに気づかされた。
持って生まれたものは変えられないけど、行動は変えることができる!
カーネギーは、ほんとうに、僕を救ってくれた。


それはさておき、今朝、久しぶりに、僕のココロにある「成功法則」が突き刺さった。
もうこの手の「成功法則」などに、心を動かされることなぞない、と思っていたのだけど、メッセージを、本当の意味で受け取れるかどうかは、受け手側の状況によるのだろう。
このメッセージが、あなたにとって、ココロに響くものかどうかはわからないが、とにかく、紹介する。

元ページはこちら。

How to Stop Procrastinating on Your Goals by Using the “Seinfeld Strategy” (「サインフィールド戦略」で、目標を先延ばしにしない方法)

 上の写真のひとは、ジェリー・サインフィールドといい、アメリカの俳優、コメディアンで脚本家。もっとも成功したTVコメディを製作し、幾多の賞を得、巨万の富を得た。
日本では馴染みがないけど、たぶん、たけしみたいな存在かと思う。
で、上のリンクのページのブログを書いているJamesさんが紹介しているエピソード。

若い人への助言を求められた、サインフィールド氏が、答えた成功のコツは、「Not break the chain」(鎖を切るな)。

大きなカレンダーを用意する。
そこに、「毎日、ジョークを書くこと!」という目標を大書する。
そして、とにかく、毎日、ジョークを書く。
良いジョークを書こうと努力する必要はあるが、書いたものの結果(質)は問わない。
とにかく、毎日、毎日、書く。
書いたら、カレンダーのその日付のところに、☓を入れる。
毎日を入れて、☓の鎖をつくっていく。
あなたがするべきことは、ただ、その鎖を切らないことだ。
( Your only job is to not break the chain.)


さて、このアドバイスは、あなたのココロに刺さるだろうか。
たった今、僕のココロの奥にまで達したと思えるこのアドバイスは、何年も、僕の心の奥で力を持ち続けることになるだろうか・・・