大人の流儀で、血液型性格判断話につきあうってこと
世の中にはいい加減な奴がいる。カップラーメンの待ち時間を計らないやつと、コンディショナーを何分後に洗い流したら良いか説明を読みもしない奴だ! ( お昼のカップ焼きそば、そろそろできたかな??)
— Ichiro Wada(和田一郎)さん (@ichiro50) 9月 5, 2012
と呟いたら、なんだかうけて、たくさんコメントをいただいた。
そのなかに、高校時代の友人Kさんからのコメント、
「わーちん、A型?」
っていうのがあり、
「血液型性格判断に科学的な根拠はないよ」と返したら、
「科学的な根拠がないのにあれだけ当たっているってのがすごいよねえ・・・」と返ってきた。
うん、そうか。
僕のイメージは、まじめで几帳面、面白みなし、ってことなのね、と思い、ちょっと暗い気分になって、
あなた、A型でしょ、やっぱり!って言われる人生! 楽しきかな!
— Ichiro Wada(和田一郎)さん (@ichiro50) 9月 7, 2012
と呟いたら、また、たくさんのコメントをいただいた。
で、思ったことは、いかにみんなが血液型性格判断が好きかってことである。
楽しいコメントをいただいた方に、尋ねてみたところ、「血液型性格判断は信じないけど」 とのお答え。
そこで、思った。
分別のある大人としては、「血液型性格判断」には科学的根拠はないけれど、コミニケーションのツールとしては、役に立つこともあるので、目くじらをたてず、テキトーに話をあわせておいたほうが良いのだ、と。
しかし、よく考えたら、ことはそう簡単ではない。
いまさら「血液型性格判断」に根拠がない事情をここでは書かないけれど、世の中の3割程度のひとは、いまだに、「血液型性格判断」がよくあたると思っておられるようなのだ。
これはなかなか怖いことである。
たとえば、あなたの勤め先の人事部の人や人事権をもったお偉いさんが、その3割に入っていたらどうなるだろうか。
もし、あなたの婚約者の親がその3割に入っていたらどうなるだろうか。
A型ならまだ良い。
しかし、AB型なら、「二重人格」などと言われることもあるようだ。
なんと、血液型で、あなたの人生が左右されてしまうかもしれないのだ。
まじめに考えたら、やっぱり、 「血液型性格判断」は葬るべき、なのだ。
ところで、発端となった僕の呟きについて、少し解説。
カップラーメンの待ち時間は、だいたい、分単位ではかる。
僕は硬い目の麺が好きなので、規定時間を越えないように気を使っている。
コンディショナーの件は、ちょっと事情がある。
若かりし頃、抜け毛がめちゃくちゃ気になった時期がある。
そのときにいろいろなコンディショナーやリンスを試したのだ。
どうやら、高額なコンディショナーほど、洗い流すまでの待ち時間が長い傾向にあり、「4分」と書いてあるものまであった。
「3分」でなく「4分」である。
せっかく、高いコンディショナーを買ったので、最大限の効果を得るべく、僕は、その待ち時間を守ろうとしたのである。
(? でも、風呂には時計ないし、どうやって測ったんだっけ? 防水の腕時計して入っていたのかな? )
なので、この件は、几帳面という以上に、「禿げる」恐怖感の凄さがポイントなのである。
ちなみに、嫁は、カップラーメンの待ち時間に関して、生涯、時計を見たことはなく、コンディショナーに説明文があることすら知らない人種である。
でも、そのことで僕をからかうにしても、「やっぱり、A型ね」とは言えない。
嫁も、A型なのである。
ざまあみろ!
最後に、僕の冴えた呟きを採録して、血液型性格判断の話の締めとしたい。
凄いビジネス思いついたなう! 血液型性格判断を欧米に広めて、本やバラエティに売りまくる!着物より将来性ビッグなり!
— Ichiro Wada(和田一郎)さん (@ichiro50) 9月 7, 2012
*欧米では血液型性格判断はまったく知られていない。