「風水土のしつらい展」に行って来ました!
今井俊博先生、今井芽さんプロデュースのファンにはお馴染みの催しです
アジアモンスーンの気候風土にあった現代の衣食住を、素材感の豊かさ、慣習にとらわれないデザイン、センスの良さで編集し、展開しておられます。
今回のテーマは竹ということで、竹で編まれた三橋玄さんのシンボルがつくられ、心地良い異世界が会場に広がっています。
今井先生はあいかわらずのご闊達で、いろいろとお話を伺いました。
先生の興味は、服飾から、かなり、食のほうへ移られているように感じました。
そういえば、青竹染めのキルトで世界的な人気を誇る秦泉寺由子さんも、京都比叡平にカフェ&ギャラリーを開かれたそうで、食への感心が高くなっているのかなあ、と感じました。
今井先生の思想を簡単に紹介することはできませんが、昨日聞いて、記憶に残ったお話の断片。
「日本再発見、日本事始が必要だ。若いひとに日本人はいない」
「小豆(あずき)だ! 小豆をアメリカ人に食べさせたいと思っている」
「アジアモンスーンの食のエッセンスは、発酵だ! 漬物しかり、しょうゆしかり」
「これからは漬物だ! サラダなんてやっつけてやる!」
「日本人の衣装は、室町時代の小袖まで、立ち戻れ」
「むかしは、男も女も、胡坐に立膝だったんだ。そんな所作とそれに合う衣装、そこまで振り返って着物を売れ」
石原さんとかわいい陶器
やちむん館さんのかご
下村さんの絹糸~いつもの笑顔!
秦泉寺さんのファッション!
荒川さんのガラス!
伊藤さんの色絵の陶器 味のあるキュートさ!
珍しいインドの手紡ぎの綿糸とか葛、芭蕉などの糸
BIN HOUSE エレガントなジャワ更紗
薛龍さんのカラフルな靴!
そのほか見どころいっぱいです!
自然素材好きのお洒落さんはぜひ!
展示会の詳しい日程はこちらでご確認ください