ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

★★★当ブログはじつはリサイクル/アンティーク着物屋のブログです。記事をお楽しみいただけましたら最高。いつか、着物が必要になった時に思い出していただければ、なお喜びます!お店はこちらになります。★★★


2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Kimono Flea Market ICHIROYA's News Letter No562

photo from Edo Tokyo museum There have been business reorganization in many fields- including department stores. Many major department stores established in Edo period- they were all `gofukuya'(kimono sellers). Daimaru(where Ichiro worked …

あなたが提供しているものは『どの程度のお客様の痛み』を解決していますか?

僕らは自分の製品やサービスを、『お客様の痛みの解決である』と考えることが不得手なのかもしれない。 昨夜、お馴染みカナダのJustinさんの最新記事『The pain you can't stand(あなたが耐えられない痛み)』という記事を読んで、そういう思いを持った。 …

800万戸のうちのひとつの空き家の物語

嫁の実家は奈良の富雄にある。 豪華な家じゃないけど、素敵な家だった。 駅から富雄川沿いに10分ほど上がったところの丘の斜面を切り開いた場所にある。木枠にガラスをはめ込んだドアを開けるとチャームがガラガラと鳴る。 中に入って通されるのが広い長方形…

『”菊”にあげたかったアボカド(後半)』~刺さる話・全文翻訳

(後編です。前編からお読みください) 私たちには大きな年齢のギャップがあり、共通の趣味はなかったが、ケープコッドで知っている人は限られていたので、誰でも嬉しかった。 私はすぐに、ナンシーが私をまったく信頼していないことがわかった。彼女は彼女自…

『”菊”にあげたかったアボカド(前半)』~刺さる話・全文翻訳

ひとつの記事に心揺さぶられた。 少し長い記事なので要約しようかとも思ったのだけど、この話はディテールとストーリーが不可分になっていて、エッセンスだけお届けするのは無理のように思える。 そこで全文翻訳にとりかかったけど、今朝は3分の1ぐらいで時…

200回でもやり直せ!

なにか精魂込めてやったことを、200回やり直すなんてことを、僕はできるだろうか? たまたま、最近知ったふたつの素晴らしい業績のトライアルの数が、200回だった。 ひとつは、『本泥棒(原題:The Book Thief』というマークース・ ズーサック氏のベストセラ…

壁にぶち当たったら、いつまでも横に行くのはやめよう!

最近、ビジネスの方向性についてよく考える。 大手でない僕たちは、なるべく早く、技術の進歩やお客様のライフスタイルの変化にあわせて、可能な限り早く動いて、自らのやりかたを変化させていくほかに、生き残る道はない。 ただ、ネットの時代になって、そ…

フリーランスやスモールビジネスオーナーが自分の仕事を一言で言い表すとしたら

初めてお会いした方に自分が何をしているか説明するのが、難しい。 自己紹介の時間が十秒程度しかなければ、「着物の古着屋です」と言う。 でも、もちろん、それでは僕がやっていることを伝えるには全然足りない。 ・ネット販売を主としていること ・中古だ…

Kimono Flea Market ICHIROYA's News Letter No561

Fancy obi bow for furisode- the book is available at Amazon Japan: http://amzn.to/1zmBgkv As we sell kimono on internet, we are often asked to choose a matching obi sash for kimono. Sometimes customers attach photos of the kimono they have…

僕がブログで失敗し学んだ5つのこと

1.配慮の足りない記事を書いてしまう 記事を書くときには、最近ではとくに、多くの人の目にとまっても、極力人を傷つけないように、誰の生き方も努力を非難しないように書きたいと思っている。 だけど、そう思っていても失敗することがある。たとえば、過…

僕のつまらない『勝負靴下』の話

僕は、言えば、長年、ファッション産業に身を置いてきた。 百貨店って、もちろん、ファッションが主力だし、リサイクル・アンティーク着物もファッションだ。 だが、正直に言って、僕はあんまり「おしゃれさん」ではないし、センスも自信がない。 商売として…

「毎日ブログを更新すること」ではなく、「毎日欠かさずに書くこと」を続けたい

「モーニング・ページ」(Morning Page)という方法があるそうだ。 アメリカのベストセラー本「The Artist Way」(日本語タイトル:「ずっとやりたかったことを、やりなさい」)で紹介されている方法で、こんな風にする。 1.毎日、仕事や何かを始める前に、…

「これが今までの中で最高のアイディアだ、何が何でもモノにしなくちゃ!」は正しくない

若いころは、自分はかなりのアイディアマンだと思っていた。 もちろん、何度もそんな自負心を打ち砕かれる経験をし、凄いアイディアを次々出す人に会ったりして、いまでは大したことはなかったなと思っている。 でも、今朝、ひとつのMediumの記事を読んだら…

「1985年バージョンのあなた」と「2014年バージョンのあなた」は同一人物ですか?

たったひとつ、私がいままでの人生で学んだとても大切なことは? もし私が死んでも、子どもたちの心にしっかりと刻み込みたいことは? それはたった9つの単語からなる。 ”Stick to who you are and built on it".あなたらしさを見失わず、その上にすべてを…

知ってるようで実は知らなかったお客様の心のうち

きのう、着物業界の方とたまたま長い時間を一緒に過ごした。 僕は着物業界に長くいるわけではないので(この業界で10年はペーペーである)、着物はこうあるべしという固定観念からは比較的自由でいるつもりだ。 しかし、やはり人間は、お客様の声をよく聞い…

1931年、マッチを売っていた5才の少年が88年かけてつくりあげたものは

今をときめく世界的な家具販売の企業、イケアの創業がマッチ販売から始まっていたことを知っているだろうか? 創業者のイングヴァル・カンプラードは5才の時に、近所の家々にマッチを売り始めた。7才の頃には自転車で遠くまで訪問販売をするようになる。そ…

Kimono Flea Market ICHIROYA's News Letter No560

We come back from Obon holidays-on Augusut 18th, Monday, JPT. We will be so happy to be able to meet you on the net again! Obon holidays are very special- it used to have been spiritual moment as you can see here: http://en.wikipedia.org/w…

マイアミ動物園のロン・マギル氏が、長期間に渡って総額1億円の寄付をした匿名人物との交流を明かす(全文翻訳:後半)

きのう紹介した記事の後半の翻訳です。 前半未読の方は、前半からどうぞ。 Zoo Miami’s Ron Magill reveals identity of long-anonymous donors of millions 『マイアミ動物園のロン・マギル氏が、長期間に渡って総額1億円の寄付をした匿名人物との交流を明…

マイアミ動物園のロン・マギル氏が、長期間に渡って総額1億円の寄付をした匿名人物との交流を明かす(全文翻訳:前半)

素晴らしい記事をみつけた。 Redditで話題になっており、フェイスブックでも1万以上の「いいね!」がおされているが、この種の話は日本のニュースには乗りにくい。 正式な翻訳が出ればそちらを読まれることをお薦めするけど、取り急ぎ、翻訳してみた。 やや…

昭和時代の小さな海水浴場にタイムスリップしたような!

鳥羽水族館へ行こうとしたら、お盆の混雑で駐車場に入ることすらできない。 僕らは駐車場に並ぶ車列の長さを見て、水族館は諦めた。 で、田んぼのなかの一車線の細い道を、ナビを頼りに海辺を走っていて、その昭和時代の小さな海水浴場にタイムスリップした…

毎朝4時半に起きる生活を10年以上続けて感じることは

早朝に起きる習慣になってから、もう10年以上経つ。 最近は、だいたい4時半に起きる。 そもそも、僕が早起きを習慣とするようになったのは、海外向け専業のネットショップを運営し始めたころ、早朝に商品をアップするのが一番多くのお客様にアクセスして…

ああ、キャプテン、僕らのキャプテン!

ああ、キャプテン、僕らのキャプテン。 あなたが言われたように、いつか誰もが死ぬとおっしゃったように、あなたもあの世へ旅立ちました。 ああ、キャプテン。でも、あなたの志を受け継いだ人たちが、世界中にいます。新宿の人混みの中を歩いて、僕らのキャ…

『一切の嘘のない2年間を過ごすとどうなるか』というMediumの記事が面白かった

もし、一切の嘘をつかないと決めたら、人生はどうなるだろうか? 唯一の例外は、「誰かを守るために必要な嘘」。 それ以外の嘘、誰かを気持良くしたり、誰かとの関係を良好に保つためなどの嘘も、すべてダメ。 そもそも、場合によって、上手な嘘をつくことは…

人に動いてもらうためにはやはり「ストーリー」が最強ツール~新宿伊勢丹さんでの実例

今の時代、ものを買っていただくためには、ストーリーが必要だと言う。 いや、もう「ストーリー」は聞き飽きたという声もある。 僕はと言えば、いつの時代にも「ストーリー」は最高のツールだと思っている。それがものを買ってもらうにせよ、なにかの考えを…

2014年のたった一回きりのお盆

昨日、娘の祥子が孫の一乃を連れて旦那さんより一足早く帰省してきた。 うれしいことに、もうすぐ一歳半になる一乃は、僕の顔を覚えていた。 新大阪で娘に抱かれて待っていた一乃は、僕を見て「パパ!」と言った。 一乃の僕の呼び名は、「パパ」である。戸籍…

202X年に振袖や浴衣を買いに行くとこうなっている!

お盆休みの初日だと言うのに、雨だ。 せっかくだから、未来について妄想をたくましくしてみた。 死にかけている着物だけど、若い人たちも着物のことを真剣に考えるときがある。 成人式の振袖と夏の浴衣だ。 将来の振袖や浴衣の店はきっとこんな風になってい…

海外の元気になるニュースやコラムを僕はこんなソースから探してるよ!

Yusukeさんからこのようなリクエストを頂いた。 そういえば、僕が面白い海外の記事を探しはじめたとき、どこでそういう記事をみつけたらいいのかまったくわからなかった。 フェイスブックやTwitterで面白い画像や良いニュースが流れてくるのだけど、それをど…

おじさんのラジオの思い出

僕は、中学生の頃、深夜放送を聴きながら勉強をした世代だ。 いや、なんとなく世間の親たちは、風潮でそういうものかと納得していたようなしていなかったようなではあったが、実際は、頻繁に勉強が主ではなく、ラジオが主となり、その合間に少し問題集を解い…

68才でインドのチームを率いてアプリを開発した人の話~自分で限界を決めるのはやめよ

いくつになっても自分と同じ年齢の人たちはいるのだから、起業そのものについては絶望的な年齢の壁というのはないのではないだろうか。 同じぐらいの歳の人をお客様とすれば、事業プランも考えやすい。 そこで一番重要となるのは意欲だ。 だが、ソフトウェア…

今年やろうと思っていたことを、あなたがまだ始めていないのはなぜか?

さて、8月だ。2014年も半分以上過ぎてしまった。 あなたは年初に、今年こそ始めようとしたことを、無事始めて、順調に進んでいるだろうか? 僕は苦戦はしているが、なんとか一歩ずつ進んではいる。 プロジェクトのひとつ『バーチャルKimonoミュージアム』は…