ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

★★★当ブログはじつはリサイクル/アンティーク着物屋のブログです。記事をお楽しみいただけましたら最高。いつか、着物が必要になった時に思い出していただければ、なお喜びます!お店はこちらになります。★★★


2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

着道楽魂に火を点けて

現代振袖の最高峰の逸品 大彦 枝垂れ桜に橘模様振袖 「・・・だから、おまえは面白くないんだよ」 と、先日、業界の知人に言われました。その前段は書きにくいんですが、その意味は、 「おまえは道楽知らずだから、人間として面白みがない」 ということのよ…

古着屋この因果な商売

とんでもなく甘い雰囲気の大正頃の丸帯 アンティーク着物とかいっても、結局、古着やん。わたしら古着屋は、表に出たらあかんねん。いつの時代も古着屋は裏道でひっそりとやるもんや。 尊敬するある先輩が言った言葉をいつも思い出します。さすがに、最近は…

My Sweet Memory of Baseball ~ 甘酸っぱい野球の思い出

クラッシック ベースボール柄 男児平絹着物 日本ブームに沸くインドで、あの野球アニメの名作「巨人の星」が、リメイクされることになったというニュースを最近読みました。 野球は、ご当地の国民的スポーツ、クリケットにおきかえられるそうです。 僕らの世…

鳥専門店って言うな!

バラに鳥づくしの大正振袖の逸品(未出品)より ヒトのついた帯ばっか、買ってこないでよ 10年前、このネットショップを始めたころ、お客様は海外の方ばかりで、着物を着るひとよりも、飾ったり、コレクションする方がほとんどでした。 また、海外のお客様の…

When I'm Fifty-Three.

明治期 高砂 刺繍袱紗 現代の生活にはほとんど無縁のものとなってしまった袱紗ですが、かつては、進物を贈るときに、わざわざ特別なデザインのものを仕立てて、進物品にかけて贈ったものです。 そのためデザインにも創意工夫が見られ、また、裕福な人がつく…

そこまでやるかと言われて普通

幕末の半纏の見本帳 組織、チームに所属して、何かの目的を目指して皆でワイワイ努力するということは、なんと胸踊ることでしょう。写真の半纏の図案は、実際に綿布に染められていて、いくつもの半纏のデザインが一冊の本にまとめられています。この見本帳を…

あなたにも数時間でできる!古布で簡単に儲ける方法

江戸末の襤褸の逸品 襤褸(らんる、ぼろ)ってご存知でしょうか むかし、まだモノがあふれておらず、みながモノを大事に使っていた時代 布も大事に大事に使われていました 最初は晴れ着に仕立てられた着物は、縫い直し、染め直し、破れなどは補修して、子供…

パパのテンパってるとこ初めて見た

吉祥文を華やかに散りばめた戦前の婚礼用振袖 うちには娘がふたりいます。 上の娘は、どちらかと言えば、スイスイと生きてきた感じ、いっぽう、下の娘は、家族一のダメダメ、と本人は思っています 先日、上の娘の結納がありました。 先方のかたは、富士山の…

ああ憧れの骨董屋的人生!

味のある魚の紬帯今日200万損して、昨日は2万の儲け、その前は60万の損で、その前はプラマイゼロ、その前の日曜日は80万の損で、その前2,3日は動きなし・・・あ、でも、半年前に6000万当てたよ的な、人生が、以前憧れていた骨董屋的人生です僕も布の骨董屋的…