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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

★★★当ブログはじつはリサイクル/アンティーク着物屋のブログです。記事をお楽しみいただけましたら最高。いつか、着物が必要になった時に思い出していただければ、なお喜びます!お店はこちらになります。★★★


あけましておめでとうございます

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 遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします。

 去年は僕にとってさまざまな出来事があった年でした。
 二冊の本を出版し、念願のKimono-Archiveもやっと始動しました。
 会社では四人のスタッフに正社員になってもらい、一緒に会社の拡大を目指す体制になりました。
 具体的には、kimonotte(キモノッテ)というブランドで、アンティークデザイン復刻の普段着着物や雑貨づくりに挑戦しようと、事業をはじめて以来最大の投資をして複数のマシンを揃えました。
 また、長女に二人目の子どもが生まれ、ふたりの孫を持つ爺さんになり、次女も無事結婚しました。
 妻と僕の父と母たちは、なんだかんだありながらも、なんとか安定した暮らしを過ごさせていただいています。 

 こう書くと良いことづくめのようですが、眠れぬ夜も失敗もありました。
 第一作の出版後のパーティの前日。パーティをすべきだったのだろうかと不安になり、逃げれるものなら今から逃げ出したいと思った気持ちは忘れられません。
 また、小説に挑戦して何万字も書いた挙句、お蔵入りが決まった時の気持ち、それをここで書いた時の気持ちは今も引きずっています。
 ソファーに横たわって膝を抱えて、何時間でも、ただじっとしていたい、そんな気持ちです。

 ところで、56才になった僕が、そんな恥ずかしい気持ちを、公に晒すのはどうなんだろう。
「もうすぐ還暦」と言われたりすると、いや、さすがにこの歳で、自分の弱さや迷いや青臭い夢を書くのは、人として恥ずかし過ぎるんではないか、そんな思いが僕を襲います。
 そう思うと、ブログを書く気持ちが萎えてしまいます。

 そんな気持ちで迎えた今年のお正月。
 3年前から参加している小規模な小学校の同窓会に行ってきました。今までは機嫌よく参加させてもらっていたのですが、今年はひょんなことから口論になってしまいました。
 いろいろとあってすでに大人になった僕らは、分かり合えると思っていたのですが、それは幻想でした。
 僕は小学校の頃の人間関係や力関係に引きずり戻されました。
 そこには、スポーツはできず、勇気もなく、口も立たない小柄で内向的な僕がいました。
 そうだ、それが、僕の原点だ。
 僕は苦い苦い思いでそのことを噛み締めました。
 会社を飛び出して事業を成立させ、本を出したところで、何も変わっていない。
 そして、やっぱり、僕の思いや考えは、僕の風采、僕の口からとつとつとしか出てこない喋りでは、伝わらない。
 圧倒的に伝わらない人、まったく伝わらない人がいる。
 だから、僕はやっぱり、書くべきだ。
 もうすぐ、60才になろうと、書くしかないんだ。
 恥を晒しながら書く、表現者としても生きるしかないんだ、そう思いました。
 
 そんなわけで、新事業やKimono-Archiveに力を注ぐと同時に、やはり今年も表現者としても生きていきたいと思います。
 ただ、今までのように、書きたい気持ちをストレートにブログに綴るのではなく、物語に昇華させていきたい、その技巧をまず身につけたいと思っています。  
 
 アンティーク・リサイクル着物のお客様、Kimono-Archiveに参加してくださっている皆様、ブログや本の読者の皆様。
 今年もよろしくお願いします。

 

PS 第一作目を出版してくださった韓国。訪れたことがなかったので、二泊三日でソウルに行ってきました。ソウルの本屋さんで平積みされていて、とても嬉しく思いました。