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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

★★★当ブログはじつはリサイクル/アンティーク着物屋のブログです。記事をお楽しみいただけましたら最高。いつか、着物が必要になった時に思い出していただければ、なお喜びます!お店はこちらになります。★★★


「馬鹿!」と言われても

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 なんだかいろいろなことが起きて、ブログの更新が滞ってしまった。
 書きかけの小説を書き上げてしまうことを優先順位の先においているので、ブログの更新が後になるのはある程度仕方がないのだけど、最近、ブログの更新が滞りがちなのは、自分が何かを書いたことで、誰かに影響を与えたり、あるいは、誰かに、「馬鹿!」と言われることがとても怖くなっているということがある。
 
 「馬鹿!」というのは、ある意味あたっているし、いろんな意見があることなので、もし自分の記事が拡散した時に、そういう意見がいくらかついてくることは、それを読む人にとっても有益だと思うことにしている。
 だから、「馬鹿!」というのは気にしないように心がけているのだが、現実にそういう賛否の沸騰してしまうような記事を書いてしまうと、最近は、心が弱っているのか、もう、辛くて仕方がない。
 はてなブックマークでさまざまな意見をもらい、怖くて辛くて仕方がないが、なんとか読む。それで終わればよいが、たいていそういう記事はハフィントンポストさんも拾いあげてくれるし、最近は見ていないのでぜんぜん知らないが、NewsPicksに取り上げられることもあったようだ。もう、その辺までくると、僕の許容範囲を超えているので、ネットを見るのはやめにして、一日、二日、じっとしている。
 先日は、それが朝日新聞にまで小さく紹介されて、心臓が止まりそうになった。しかも、その切り取り方が、辛かった。

 「馬鹿!」は、仕方がない。
 しかし、「お前が嫌いだ!」は怖い。
 なぜかというと、僕は実名でブログをやっており、ネット販売業で生計を立てている。ネット販売も一生懸命頑張って、お客様によいサービスを提供しようと、スタッフ一同頑張っているつもりなのだ。
 「馬鹿!」と言われる人間であっても、人は「馬鹿!」からものを買わないわけではない。「馬鹿!」でも一生懸命にやれば、人は許してくれる。
 だけど、人は「嫌いな」相手からは買ってくれない。
 「嫌いだ!」はとても怖い。
 もし「嫌いだ!」が拡散すれば、僕は自分の生計の道だけでなく、スタッフの生活、お取引先の売上、その他もろもろをすべてなくしてしまうことになる。
 黙っていればなにも起きなかったものを、ブログでなにがしかの記事を書いたせいで、そうなるかもしれないということが、とても怖い。
 実際に、僕は、積み上がるコメントの発展の方向によってはそうなるんじゃないかと肝を冷やしたことが何回かある。

 できることなら、ブログなんか書かずに、ネット上から姿を消して、商売にだけ専念したい。
 実際に、そうしている商売人や経営者は多くいる。
 しかし、である。
 でも、やっぱり、僕は商売人であると同時に書きたい人間でもある。
 そのように生まれてついている。何か書かずにはおられないのだ。 
 だから、書くことで、ひょっとしたら、誰かの人生にプラスになることができるかもしれないという希望が、まだ、僕の芯に残っている。 
 僕のように打たれ弱い人間でも、なるべく人様の役に立って、なにがしかの貢献を社会にしていきたいと思えば、自分の声で伝えるべきと思うことを、書き続けなければならない。
 それが、僕が生きるということだから・・

 とはいえ、しばらくの間、どうしてもブログを書く気になれなかった。
 この世界に立ち向かう最低限の気力が失われている、そんな状態だった。
 でも、いくつかいいことがあって、また、少し元気になってきた。

 昨夜、孫の動画を見た。
 まだ、ちゃんと笑ったところを見たことがなかった。生まれてすぐのころは、黄疸が出て入院したりもした。
 その後は元気でプリプリしているが、まだ、笑わないのか、とちょっと不安になっていた。
 昨日、ラインで送られてきている動画では、彼(男の子)は、はっきりした声を立てて笑っていた。
 その笑顔を見た時、僕の行く手にそびえていた嫌なことはすべて溶け落ちてどこかに行ってしまった。
 僕はこの子の笑顔のためにこそ、頑張らなければならない。
 きっと、そのためなら、この子の笑顔や未来のためなら、頑張れる、そう思った。

 2冊目の本がまもなく本屋さんに並ぶ。
 その内容を「馬鹿!」という人もいるだろう。
 でも、誰かの役には立つはずだ。
 なぜかわからないが、今朝起きて、アマゾンの僕の1冊目の本の売れ筋ランキングを見たら(本を出したら気になるものです!)、最近はカテゴリで40位から100位ぐらいの時が多かったのだが、なぜか2位になって、新品は売り切れ、中古は新品より高い値段になっている。
 ネット上で話題になった形跡はないから、おそらく影響力のある誰かが、どこかで、役に立つとほめてくれたか、「馬鹿!」(あるいは、「馬鹿!」の見本として読め)とおっしゃってくれたに違いない。

 まあ、しかし、「馬鹿!」と言われても、上に書いた理由で、今日はへこたれない。
 大丈夫だ。

 
 photo by Quinn Dombrowski