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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

★★★当ブログはじつはリサイクル/アンティーク着物屋のブログです。記事をお楽しみいただけましたら最高。いつか、着物が必要になった時に思い出していただければ、なお喜びます!お店はこちらになります。★★★


中高年専門「ICHIROYA武道スクール」開校します??

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 毎年、成人病検診を会社ごと受けているのだが、妻と僕の成績を見比べて、暗い気分になる。
 僕の成績表にはあまり赤字はないのだが、妻のそれには赤字が多くあって、その後、いくつかの精密検査を受けるということが毎年続いている。
 幸いいつも大したことはなく、安心して終わりということになるのだが、こっちは気がきではない。
 男女の平均寿命から考えて、僕が先に死ぬものと普段は考えているのだが、その成績表を見るたびに、いや、僕が残されるんじゃないか、そうなったらどうしようと、心底恐怖に襲われる。

 妻と僕の四人の親を見てきて、僕が固く誓っていることは

1.精神の健康を保つことが一番大事
2.そのためには、生涯現役でいること(なににせよ)、チャレンジを諦めないこと
3. 体の健康のために、一定の時間をさくこと(それがひいては精神の健康に役立つ)

 である。
 歳をとって元気である人はみんな色気がある、という人もいる。それは一理あると思う。だけど、それも落とし穴があって、歳相応でない色気パワーをもったまま認知症になってしまうと、どうも扱いに困るエロエロジジイ、もしくは、エロエロババアになってしまうようなのだ。それについて、色々と具体的な話も聞いたことがあるのだが、あまり書きたくない話である。

 ところで、歳をとると、あまり格好には気を使わなくなるものなのかなと思っていたのだが、少なくとも、僕は、「カッコイイじじい」になりたいと思っている。
 ずっと男前でなかった僕にとって、男前だった人たちの持っていた幾何学的な美が意味をもたなくなってくるこの年代は、僕にとっては願ったり叶ったりのチャンスである。
 
 で、「カッコイじじい」って、どんなんだろう、と考える。
 上に書いた(2)の、チャレンジ精神を持ち続けて、生涯仕事をするというのは、定年のない自営業だからその気になればさほど難しくはない。
 が、ともかく、健康のためになにかのスポーツをするとか、毎日の生活をどういうようにおくるかということは、かなり難しい。
 いや、なんでもよければ、いわゆる若い人が年寄りに想像するような一般的なスポーツや日課を想像すれば、それは簡単なんだけど、僕にはそれが「カッコイイ」とはとても思えない。
 かと言って、あまりに若い人がやるスポーツをやるのも、なんだか痛い気がするのである。

 いや、ほんとうは結論は出ているのだ。
 僕が思う、最高にカッコイイじじいというのは、剣道とか合気道の年配の達人である。かなりの歳だけど背筋がピンと伸びていて、ある程度、若い人の相手もできて、力まかせにくる若い人は、ちょいちょいとあしらってしまえる、そんなイメージである。
 剣道や合気道などの武道は、歳をとってからも、そもそも練習する姿がかっこいいとおもうのである。
 おそらく、そういう武道を若い頃にやったことのある人は、歳をとってからでも再開できるだろうし、かくしゃくとした、凛とした年寄りになることができるのではないかと思う。
 しかし、僕らのような経験のない中高年だって、この先20年も30年もあるのだ。いまからだって、武道を学べないはずがないではないか。
 そして、なにかの武道に入門して、カッコイイじじい、ばばあになりたいと思っているのは、僕だけじゃないような気がするのだ。

 さて、実はここからが今日の本題なのだが、僕は数年前、そんな思いで剣道に入門した。そして、挫折した。
 知人の剣道の達人は、中高年が子供がメインの剣道教室で一緒にやるのは無理だと言ってくれたが、僕の夢想はもう少し先に広がっている。
 つまり、ビジネスとして、中高年を専門に、剣道や合気道を教えるっていうのはどうかな、と思ってみたりするのだ。
 武道である以上、それを教える人は、ある程度その道を極めた人であろうし、ある程度厳しく、心身の鍛錬を目指して指導されるのではないかと思う。
 しかし、中高年が武道に入門する時は、それぞれが持病を持っていたり(僕の場合は腰痛)、忙しい仕事を持っていたり、希望する上達の速度が違っていたり、基礎体力が違っていたり、さまざまな都合がある。
 元気な子供たちを集めて、さあ、これをやりなさいというわけにはいかないのである。
 
 たとえば、である。
 ICHIROYA武道スクールは、中高年専門の武道を教える教室である。武道であるけども、練習は厳しくはない。というか、それぞれの事情に合わせてカリキュラムが組まれるし、稽古の途中でいつでも、リタイアしたり、道場の外に出て休むことができる。厳しくやりたい人は、自分にそれを課すこともできる。
 カリキュラムを組む人は、専門のトレーナーのような人で、生徒に負担がかかり過ぎないかチェックしている。また、武道の先生は、そういう指導のできる先生を選抜して雇用し、しっかりと給与を払う。
 ICHIROYA武道スクールは全国展開で、同じような指導方法なので、どこに引越してもその武道を続けることができる。また、年齢別全国大会なども行われる・・・

 ほんとうに、それがいいと思うなら、お前がやれ。
 はい、たしかに。 

 しかし、ともかく、カッコイイじじい、ばばあになりたいと、みんな思ってんじゃないかな。
 老人になるという門の直前で、僕の夢想は今日も続く。

 

photo by Victor