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ICHIROYAのブログ

元気が出る海外の最新トピックや、ウジウジ考えたこととか、たまに着物のこと! 

★★★当ブログはじつはリサイクル/アンティーク着物屋のブログです。記事をお楽しみいただけましたら最高。いつか、着物が必要になった時に思い出していただければ、なお喜びます!お店はこちらになります。★★★


この鮮やかな起業サクセスストーリーを見よ

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                                                                                      photo by Ken Bosma

 起業というのは、ほんとうに難しいと思う。
 僕は小さな会社を自分で興して経営しているが、自分のことを起業家とは思っておらず、ただの商売人に過ぎないと思っている。
 起業と僕の言う「商売」の違いは、

・起業は、コンセプトから始める。商売は、とにかく何かのものを売ることから始める。
・起業は、資金を集めて始める。商売は、自分のもっている範囲のものから始める。
・起業は、リスクをとることをいとわない。商売は、リスクを限定する。
 
 というようなことかと思っている。
 さまざまな事情で失敗が許されないときは、なるべく「商売」よりでやったほうがよいと思うが、若くて失敗の許容度が高いなら、起業に賭けてみるのもよいと思うし、何度叩きのめされても立ち上がるハートの強さがあるのなら、ぜひ、起業に飛び込むべきだとも思う。

 僕も起業にあこがれてはいた。実際に独立したのは42歳で、ものになりそうなアイディアもなく、大きなリスクもとれず、結局「商売」を始めることになったわけだが。
 たとえば、今朝みつけたInc.の記事、Why This CEO Quit His Job to Pursue a Childhood Dream(なぜCEOは仕事を辞めて子供の頃の夢を追ったのか)などを読むと、僕もこんな鮮やかな起業がしてみたかったものだと羨ましくなる。
 絵にかいたような成功物語だ。
 
 記事は、Priority Bicycles という、メンテナンスがほとんど不要という自転車をつくる会社を興したデイブさんの紹介記事だ。
 この自転車は、チェーンのかわりにベルトを使い、ブレーキもフットブレーキで、パンクしにくいタイヤを使うなど、故障の原因となったり、整備が必要な部分がほとんどないという。しかも、価格は400ドルを切る。(詳細紹介
 すでに出荷も始まっており、話題になっただけでなく、ビジネスとしてちゃんと軌道に乗っているようだ。 
 
 今後、僕にもチャンスがあるかもしれないと思い、Inc.の記事から、彼の成功要因を勝手にまとめてみた。
 あくまで、サクセスストーリーのひとつの形に過ぎないことはわかっているのだけど、彼の実現したことには、血沸き肉躍るものを感じるのである。
 ほんとうに素晴らしい。  


1.その商品を自分で毎日使っていてよく知っていた   

  彼は自転車が好きで、自転車のことをよく知っていた。
  ユーザーとして既知のマーケットならプロダクトをつくりやすいのかもしれない。

2.ターゲット、コンセプトを明快にした

  
 「学生」、「ヨガや市場にでかける都会人」、「週末には運動する勤め人」をイメージターゲットとしてプロダクトを考えた。
 その結果、故障が少なく、いつでも間違いなく乗れて、整備も不要の、デザインの良い自転車を、手軽な価格で提供するというコンセプトに行きついた。

3.周到に準備をして、はやてのように行動した
 
 会社を辞める2,3年前から、ひそかに新しい自転車についてのコンセプトを練っていた。
 また、クラウドファンディングサイト、Kickstarterで出資とプレオーダーを募り、それが大成功となったわけだが、Kickstaterで成功するために、その経験のある起業家の仲間に話を聞いたり、そこで成功する秘訣を十分に調べて作戦を立てた。(約300万円の目標で、5000万円以上の資金を集めた)
 しかし、会社を辞めてからは、すぐに街に出てバイカーたちの調査をするなど、即座に行動した。1月に退職、6月にKickstarterで出資募集、12月に出荷という驚くべき速さだった。

4.子供のころの夢を実現した
 
 子供のころ、サンフランシスコの自転車店2店で整備などの仕事をしたことがあり、その頃から、自分の店を持つ夢をもっていた。
 その夢をずっと暖めて、30代で実現した!

5.安定した仕事を捨てて挑戦した 

 ソフトウェアコンサルティング会社の社長に9年かけてのぼりつめていた。
 が、34歳の時にその職を放り出した。
 今年1月、出張で息子の1歳の誕生日に立ち会えなかった時、仕事を愛してはいるけど、これじゃ、まるで逮捕されてるみたいだ! と感じて。